【10年3月３０日】プロ野球公式戦・結果

ヤクルト－中日１回戦（ヤクルト１勝、１８時、神宮、１６４６７人）
中　日　２００　０００　０００―２
ヤクル　１０３　１００　００×―５
▽勝　中沢１試合１勝
▽Ｓ　林昌勇２試合２Ｓ
▽敗　山井１試合１敗
▽本塁打　ブランコ１号（２）（中沢）
バッテリー
中)山井、小林正、清水昭、鈴木、平井－谷繁
(ヤ)中沢、吉川、押本、林昌勇－相川
ヤクルトの先発中沢がプロ初登板で初勝利。決め球の変化球を低めに集めて５回１／３を２点に抑えた。打線は１点を追う三回に青木の適時二塁打で同点、さらに藤本の中前打で２点を勝ち越した。中日は先発山井が制球難で精彩を欠いた。

広島－阪神１回戦（阪神１勝、１８時３分、マツダスタジアム、２８０７４人）
阪　神　１２１　１０１　０００―６
広　島　１００　２００　０００―３
▽勝　能見１試合１勝
▽Ｓ　藤川球３試合１Ｓ
▽敗　青木高１試合１敗
▽本塁打　ブラゼル２号（１）（青木高）３号（１）（青木高）マートン１号（１）（横山）
バッテリー
神)能見、メッセンジャー、藤川球－城島
(広)青木高、岸本、横山、大島、永川勝－石原
阪神が毎回の１６安打で快勝した。一回に新井の中前打で先制し、その後もブラゼルの２打席連続本塁打などで加点。マートンは１号ソロを含む４安打。能見は７回を８安打３失点にまとめた。広島は青木高が打ち込まれて３連敗。

西武－ソフトバンク１回戦（西武１勝、１８時１分、西武ドーム、１５１４０人）
ソフト　０００　０００　２００―２
西　武　０１１　０１０　００×―３
▽勝　岸２試合１勝１敗
▽Ｓ　シコースキー４試合１敗３Ｓ
▽敗　ホールトン２試合２敗
▽本塁打　ＧＧ佐藤１号（１）（ホールトン）
バッテリー
ソ)ホールトン、摂津－田上、山崎
(西)岸、星野、藤田、シコースキー－細川
西武の岸が７回２失点で今季初勝利。４四球を与えたが七回１死まで無安打と好投した。打線は二回にＧ・Ｇ・佐藤の１号ソロで先制。三、五回は中島の２打席連続適時打で加点した。ソフトバンクは打線が２安打と精彩を欠いた。

日本ハム－オリックス１回戦（オリックス１勝、１８時１分、東京ドーム、１７５８８人）
オリク　０５１　０１０　０１０―８
日ハム　０１０　０００　３００―４
▽勝　岸田２試合２勝
▽敗　糸数１試合１敗
▽本塁打　Ｔ岡田１号（１）（糸数）高口１号（３）（岸田）
バッテリー
(オ)岸田、阿南、小松、香月、レスター－日高
(日)糸数、金森、松家－鶴岡、大野
オリックスが五回までに大量７点を奪い２連勝。二回、二つの押し出し四球と赤田の３点二塁打で５点を挙げると、三回にはＴ―岡田の１号ソロで突き放した。日本ハムは七回に高口のプロ１号となる３ランで詰め寄るも及ばなかった。

ロッテ－楽天１回戦（ロッテ１勝、１８時１５分、千葉、１１３２８人）
楽　天　０００　０００　００１―１
ロッテ　１００　００２　２１×―６
▽勝　唐川２試合２勝
▽Ｓ　小林１試合１Ｓ
▽敗　永井２試合２敗
バッテリー
楽)永井、辛島－藤井
(ロ)唐川、小林－里崎
ロッテが快勝し、引き分けを挟み５連勝。足を使った攻めが効果的で、一回に金泰均（キム・テギュン）の犠飛で先制。六、七回にも２点ずつ加えて突き放した。唐川は九回途中１失点で２勝目、小林がプロ初セーブ。楽天は攻守にミスが出た。

横浜－巨人１回戦（巨人１勝、１８時、横浜、２１３８２人）
巨　人　０００　１００　０２１―４　
横　浜　０００　０００　３００―３　
▽勝　越智２試合１勝
▽Ｓ　クルーン２試合２Ｓ
▽敗　山口３試合１敗１Ｓ
▽本塁打　阿部１号（１）（清水）カスティーヨ１号（３）（藤井）
バッテリー
(巨)藤井、越智、クルーン－阿部
(横)清水、山口－橋本
巨人が競り合いを制した。３―３の九回１死満塁から、坂本の左犠飛で勝ち越し。その裏をクルーンが締めた。横浜は０―１の七回にカスティーヨの３ランで逆転したが、八回に好投の清水が追い付かれ、九回には山口が失点した。