2月27日 オープン戦結果

阪神－オリックス（１３時、安芸、３６６４人）
オリク　０１０　０００　０００―　１
阪　神　１０６　１１０　１１×―１１
▽勝　二神１試合１勝
▽敗　平野１試合１敗
▽本塁打　マートン１号（１）（平野）鳥谷１号（２）（平野）狩野１号（２）（平野）桜井１号（１）（中山）大和１号（１）（阿南）
阪神はマートンが先頭打者本塁打を含む２安打で打撃をアピール。鳥谷、桜井らも本塁打で存在感を示した。先発枠入りを狙う新人の二神は４回１失点。無四球と制球の良さが光った。オリックスは先発の平野が３回７失点だった。

中日－ロッテ（１３時３０分、ナゴヤドーム、３２８０２人）
ロッテ　０１０　０００　０００―１
中　日　３００　０２０　００×―５
▽勝　山井１試合１勝
▽敗　成瀬１試合１敗
ロッテ・成瀬、中日・山井の両先発は、ともに立ち上がりの制球に課題を残した。ロッテは注目の金泰均が緩急と内角攻めに崩され、４打数無安打。救援の小林と藪田は無失点。途中出場の中日の新人、大島は好守でアピールした。

ソフトバンク－広島（１４時、ヤフードーム、２２４９０人）
広　島　０００　０００　００１―１
ソフト　００１　０００　００１Ｘ―２
▽勝　馬原１試合１勝
▽敗　岸本２試合１敗
ソフトバンクは先発の杉内が４回を１安打無失点。直球、変化球とも切れがよく、６連続を含む７奪三振と万全の仕上がり。新外国人の李ボム浩はサヨナラ打を含む２安打。広島の先発候補、５年目左腕の斉藤は３回４安打１失点だった。

横浜－ヤクルト（１３時、宜野湾、５６２３人）
ヤクル　０００　００１　０００―１
横　浜　０００　０００　０００―０
▽勝　村中２試合１勝
▽Ｓ　橋本１試合１Ｓ
▽敗　篠原１試合１敗
▽本塁打　福地１号（１）（篠原）
横浜は新人の筒香が２安打、柔らかい打撃で変化球への対応力が光った。寺原は３回無失点で先発枠入りへ前進。ヤクルトは開幕投手の最有力候補、石川が３回無失点。先発要員の村中も４回無失点といずれも順調な調整ぶりを示した。

巨人－西武（１３時１分、鹿児島、１８７７７人）
西　武　００１　１００　０１０―３
巨　人　１０１　１００　０１×―４
▽勝　金刃１試合１勝
▽敗　大沼１試合１敗
▽本塁打　ＧＧ佐藤１号（１）（久保）浅村１号（１）（金刃）
巨人は新人の長野が２安打１打点とアピール。今季から先発に挑戦する山口が３回１失点。二回まで無安打で、三回無死満塁も暴投による１失点で切り抜けた。先発入りを狙う西武の野上は３回７安打２失点と課題を残した。

日本ハム－楽天（１３時、名護、２９３７人）
楽　天　０１１　０００　０００―２
日ハム　０００　２１０　０４×―７
▽勝　ダルビッシュ１試合１勝
▽敗　藤原１試合１敗
▽本塁打　リンデン１号（１）（ダルビッシュ）稲葉１号（２）（藤原）
今季開幕投手の投げ合いで、日本ハムのダルビッシュは５回２失点。序盤は制球がばらついたが、次第に球を低めに集め四、五回は完ぺきに抑えた。楽天の岩隈は変化球が浮く場面はあったものの、直球に切れがあり３回無失点だった。