【０９年９月１０日】プロ野球公式戦・結果

阪神－中日２０回戦（中日１３勝７敗、１８時、甲子園、３８３７７人）
中　日　１００　１００　１０１―４　
阪　神　０１０　０１０　０００―２　
▽勝　吉見２３試合１４勝６敗　　　
▽Ｓ　岩瀬５０試合２勝３敗３７Ｓ　
▽敗　アッチソン６０試合５勝３敗
▽本塁打　谷繁８号（１）（久保）　
バッテリー
中) 吉見、浅尾、岩瀬－谷繁
(神) 久保、金村暁、アッチソン、筒井、桟原－狩野
中日が３年ぶりの阪神戦勝ち越しを決めた。粘り強く投げた吉見が７回２失点でリーグトップに並ぶ１４勝目。打線は２―２の七回に井端の適時打で勝ち越し、九回に荒木の左前打で加点した。競り負けた阪神は８カードぶりに負け越し。

ロッテ－ソフトバンク２１回戦（ロッテ１１勝９敗１分、１８時１５分、千葉、１４７９４人）　　　　　
ソフト　１２０　０００　０００―３　
ロッテ　０００　２１１　３１×―８　
▽勝　成瀬２０試合９勝５敗　　　
▽敗　大隣２１試合６勝９敗　　　
▽本塁打　田上２３号（２）（成瀬）西岡１２号（２）（佐藤）
バッテリー
ソ) 大場、大隣、佐藤、陽耀勲－田上
(ロ) 成瀬－里崎
ソフトバンクが逆転負け。３点リードも大場が四回に２失点。早めの継投策も裏目に出て五回に大隣が福浦に同点打、六回は佐藤が橋本将に勝ち越し打を浴びるなど失点を重ねた。ロッテは成瀬が１２奪三振で２試合連続完投し、９勝目。

オリックス－楽天１９回戦（楽天１５勝３敗１分、１８時、京セラドーム大阪、９８６７人）
楽　天　０００　２２０　００１―５
オリク　０１１　０００　００１―３
▽勝　藤原１３試合３勝４敗
▽Ｓ　福２５試合６勝８Ｓ
▽敗　高木４試合１敗
▽本塁打　フェルナンデス１５号（１）（藤原）
バッテリー
楽) 藤原、佐竹、川岸、有銘、福盛－嶋
(オ) 高木、加藤、ボーグルソン、金子－日高
楽天が逆転勝ちで４連勝。０―２の四回に草野の適時打などで追い付き、五回に山崎武の遊ゴロとセギノールの左前打で２点を勝ち越した。６回２失点の藤原が３勝目。オリックスは５連敗。今季初先発の高木が中盤に崩れた。

横浜－巨人２３回戦（巨人１８勝５敗、１８時１分、横浜、１７３２２人）
巨　人　０２５　０５０　１０１―１４
横　浜　０００　２１０　０００―　３
▽勝　グライシンガー２４試合１３勝５敗
▽敗　藤江６試合２敗
▽本塁打　鶴岡５号（２）（藤江）阿部２５号（３）（藤江）２６号（１）（吉バッテリー
巨) グライシンガー、木村正、豊田、野間口－鶴岡
(横) 藤江、桑原謙、吉川、マストニー、工藤－新沼、斉藤俊
川）亀井２１号（３）（吉川）
巨人が大勝。二回に鶴岡が先制の２ラン。三回に阿部の３ランなどで５点を加え、五回に亀井の３ランと阿部のこの日２発目となるソロ。２０安打で１４点を奪った。グライシンガーは１３勝目。横浜は新人藤江が３回７失点と打ち込まれた。

ヤクルト－広島２０回戦（１０勝１０敗、１８時、神宮、１７４１９人）
広　島　０００　０００　００３―３
ヤクル　０００　００２　０００―２
▽勝　横山５９試合３勝７敗
▽Ｓ　永川４８試合２勝５敗３０Ｓ
▽敗　松岡４９試合５勝３敗
▽本塁打　青木１３号（１）（大竹）末永２号（３）（松岡）
バッテリー
広) 大竹、横山、永川－倉、石原
(ヤ) 高木、李恵践、吉川、松岡－川本
広島が土壇場での逆転勝ちで３連勝。０―２の九回、栗原の安打を足場に一、二塁とし、１死後に末永が３ランを放った。永川が３年連続の３０セーブ目。ヤクルトは５連敗。先発の高木が７回無失点と好投したが、松岡が誤算だった。

西武－日本ハム１８回戦（日本ハム１０勝８敗、１８時１分、西武ドーム、１５１６０人）
日ハム　０００　０２０　２００―４
西　武　０００　２００　１２×―５
▽勝　藤田１８試合２勝１Ｓ
▽Ｓ　松永１１試合１Ｓ
▽敗　建山４３試合３勝７敗
▽本塁打　中村３７号（２）（吉川）
バッテリー
日) 吉川、菊地、宮西、建山、谷元－鶴岡
(西) 西口、木村、星野、藤田、松永－細川、銀仁朗
西武がしぶとい逆転勝ちで３連勝。２点を勝ち越された七回に赤田の犠飛で１点差とし、八回に後藤の２点二塁打で試合をひっくり返した。好救援の藤田が２勝目、松永がプロ初セーブを挙げた。日本ハムは救援陣が踏ん張れず４連敗。