ついに巨人が応える!長野1位指名決まった!
ついに“相思相愛”が実る。まだ2月の段階で早くも1位指名が決まるのは超異例だが、これこそが長野に対する“誠意”の証だ。ある読売首脳は「仮に今年のドラフト時期に(長野が)故障などで満足にプレーできない状態でも1位で指名する」とまで語った。4日に清武代表が宮崎から緊急帰京し、5日にホンダの安藤監督を訪問。その席で1位指名の方針を伝える。
長野は国際舞台の経験も豊かな強肩強打の外野手で幼少から大の巨人ファン。日大時代の06年ドラフトでは日本ハムの4巡目指名を拒否し、ホンダ入りした。この際に清武代表は「長野君が獲れなかったのは極めて残念」と話した。また昨秋ドラフトでも巨人は東海大相模の大田をソフトバンクとの競合の末に1位で獲得したが、外れ1位、もしくは2位指名を狙っていた長野はウエーバー順で先だったロッテにさらわれた。原監督も「今回のドラフトは満点に近いが、相思相愛の部分で(長野を)指名することができなかったのはマイナス50点。非常に残念」と悔しがった。
その中、長野は「巨人のユニホームを着るのは小さいころからのあこがれ。(来年に指名される保証はない)リスクを分かった上で決めた」と、“3度目の正直”を信じて再びの入団拒否。先月31日でロッテとの入団交渉期限も終了した。現在、外野はラミレス、高橋由、谷、鈴木尚、亀井ら主力級がそろっているが、次世代のスター候補生でもある長野が加入すれば、さらに高レベルでの定位置争いが実現する。
今後、春夏の甲子園や都市対抗野球などで新たなスターが誕生する可能性もあるが、球団が早々に決めた「1位指名・長野」の方針が揺れることはないとみられる。巨人が外野手を最上位で指名すれば、97年の高橋由以来、実に12年ぶりとなる。・・・こちら
◆長野 久義(ちょうの・ひさよし)1984年(昭59)12月6日、佐賀県生まれの24歳。筑陽学園では2年秋からベンチ入り。甲子園出場はなし。日大では4年春、秋に2季連続で首位打者を獲得。日本代表に5度選出され、06年ドーハ・アジア大会で銀メダル、07年のW杯で銅メダルを獲得。07年ホンダに入社し、社会人ベストナイン受賞。家族は両親と妹。1メートル78、80キロ、右投げ右打ち。



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