アジアウインターリーグの予選が終了 NPB選抜の成績は？

　『2015年アジアウインターベースボール』が11月28日から台湾で行われ、12月17日に予選リーグが終了した。18日からプレーオフがスタートする。

　アジアウインターベースボールは若手主体でNPB選抜、韓国、欧州連合、台湾、アマチュア台湾の5チームが参加。NPB選抜は予選を9勝5敗2分で1位通過し、プレーオフ進出を決めた。

　予選リーグで目立ったのは、岡本和真（巨人）。打率はチームトップの.407、打点は大会トップの16打点を挙げている。11日のアマチュア台湾との試合では、1本塁打を含む3安打2打点の活躍を見せた。来季、所属する巨人で三塁のレギュラーを目指す岡本は、10月のフェニックスリーグで打率.444をマークするなど好調を維持している。

　また、金本知憲新監督の就任会見で期待の若手の一人として名前が挙げられた陽川尚将（阪神）も、打率.370、2本塁打13打点の成績を残す。11月30日に行われた欧州選抜との一戦では、4安打5打点と大暴れ。本塁打が出れば、サイクル安打達成という活躍ぶりだった。

　その他、真砂勇介（ソフトバンク）は大会トップの12盗塁をマークし、上林誠知（ソフトバンク）も13打点を挙げている。

　一方投手は、岡本健（ソフトバンク）が防御率5.06と今ひとつの内容も、大会トップの18奪三振を記録。変則サウスポーの浜田智博（中日）は5試合に登板して、1勝0敗、防御率1.80。奪三振数も岡本に次いで2位となる17三振をマークしている。

　18日と19日にプレーオフが行われ、20日に3位決定戦と決勝戦が行われる予定だ。

【投手】
13　柿田裕太（DeNA）
WL成績：5試 2勝0敗 防1.29

14　加治屋蓮（ソフトバンク）
WL成績：5試 1勝1敗 防1.17

17　岩貞祐太（阪神）
WL成績：4試 1勝0敗 防0.90

30　飯塚悟史（DeNA）
WL成績：6試 0勝1敗 防2.25

45　今村信貴（巨人）
WL成績：4試 0勝0敗 防3.27

47　浜田智博（中日）
WL成績：5試 1勝0敗 防1.80

48　岡本健（ソフトバンク）
WL成績：5試 1勝0敗 防5.06

61　児山祐斗（ヤクルト）
WL成績：5試 1勝1敗 防1.80

92　平良拳太郎（巨人）
WL成績：6試 1勝2敗1S 防4.50

116　田面巧二郎（阪神）
WL成績：5試 1勝0敗 防12.15

202　岸本淳希（中日）
WL成績：9試 0勝0敗 防4.15

【捕手】
40　桂依央利（中日）
WL成績：11試 率.292 本0 点5

55　山川晃司（ヤクルト）
WL成績：12試 率.278 本0 点0

141　張本優大（ソフトバンク）
WL成績：10試 率.333 本0 点2

【内野手】
3　高橋周平（中日）
WL成績：16試 率.261 本2 点7

38　岡本和真（巨人）
WL成績：16試 率.407 本2 点16

38　山下幸輝（DeNA）
WL成績：16試 率.333 本2 点8

55　陽川尚将（阪神）
WL成績：15試 率.370 本2 点13

61　和田恋（巨人）
WL成績：16試 率.333 本0 点9

【外野手】
1　友永翔太（中日）
WL成績：16試 率.286 本1 点5

24　横田慎太郎（阪神）
WL成績：16試 率.294 本1 点10

51　上林誠知（ソフトバンク）
WL成績：16試 率.283 本3 点13

63　関根大気（DeNA）
WL成績：6試 率.400 本1 点4

64　真砂勇介（ソフトバンク）
WL成績：16試 率.314 本1 点3

65　原泉（ヤクルト）
WL成績：16試 率.200 本0 点5