消費税アップ前に買っていいもの、買ってはいけないもの
● 東京ディズニーランドのチケットは 駆け込みOKでユニバーサルスタジオはNG
駆け込み買いしてトクするものとは、事前に代金を支払えば継続してサービスが受けられるものだ。その中でも、14年4月以降の利用でも3月末までに支払えば旧税率が適用される経過措置の対象品は要注目だ。
その代表格は定期券。通勤・通学に使うなら3月中に6カ月分など長期の定期券を購入するのが鉄則だ。有効期限内に使い切れるなら回数券も買っておくべきだ。
レジャー施設のチケットも3月中に購入するとトクすることが多い。
例えば東京ディズニーランドは4月から1デーパスポートを200円、年間パスポートを1000円値上げする。年間10回以上行くヘビーユーザーなら年間パスポートを駆け込み買いして損はない。ただし、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの年間パスポートのように値下げをするところもあるので、駆け込み買いの前にチェックが必要だ。
● 経過措置は終了だが雑誌の定期購読や スポーツクラブや塾の一括払いもOK!
4月以降に開催される劇・コンサート、スポーツ観戦チケット、シーズンシートも駆け込みOKだ。
スポーツクラブや塾も一括払いができる分は3月中に支払えば5%。通信教育なら長いものは2年分など一括払いができる。ただし、いずれも途中で挫折するようなら、かえって損になるので、よく考えよう。
一方、パック旅行、雑誌の定期購読、結婚式の代金などの経過措置期間は13年9月で終了。3月中に契約しても、4月以降のサービス提供なら8%となる。
だが、雑誌の定期購読などは、ほとんどが3月中の申し込み・決済なら5%を適用している。これは出版社が増税分を負担しているのだ。
同様に旅行代金なども、交渉すれば3月中に決済した場合は無料でオプションを加えるなどして、不公平感を解消してくれるケースが多い。また鉄道や航空運賃だけは経過措置の対象(5%)なので、パックとは別に購入するという手もある。
結婚式も値引き交渉をしてみるしかないが、指輪や引き出物は3月中に購入しておけば5%でOKなので駆け込みたい。
8%やだなあ・・・。
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