小さなわが子に言ったあと、激しく後悔した「罵声」9パターン
【1】存在そのものを否定する「アンタなんか生むんじゃなかった!」
「何かあるたびに『好きで生まれてきたんじゃない!』と言う子になったのは、やっぱり私のせい?」(30代女性)というように、言われたわが子が「望まれなかった子ども」と勘違いして卑屈になってしまう恐れもあります。もし同じことを自分が親に言われたらどう思うのか考えて言葉を選びたいところです。
【2】必死で訴えるわが子を見捨てる「ギャーギャーうるさい! あっちいけ!」
「1歳の愛息が異常なほど泣いてました。言葉は分からなくても意味は伝わるんですね」(20代女性)というように、一時的にでも育児放棄したくなり、つい暴言を吐いてしまったことを後悔している人もいます。ストレスがたまりすぎて爆発する前に、夫や両親の育児参加を仰ぎましょう。
【3】しゃべれないから泣いているのに「何が不満なの?」
「口で責めるのはイジメと同じ。とまどう表情を見て、自分は虐待親と同類だなぁと気づきました」(30代女性)というように、話せないのに会話を要求して、子どもに無力感を与えてしまうのも問題でしょう。泣き方で気持ちを察してあげられるくらい、気持ちに余裕を持ちたいところです。
【4】ようやく話せるようになったばかりなのに「何を言ってるかわかんないんだけど」
「しつこく同じこと言ってるからイラッとしてつい…。娘、目に涙ためて震えていました」(30代女性)というように、意地悪に茶化すことで、言葉を覚え始めた子どもの意欲をそいでしまうかもしれません。それなりに親の言うことを理解しているので、「意味がわかんない」などの切り捨てるような物言いは控えましょう。
【5】やる気の芽を摘んでしまう「ダメ、ダメ、ダメー!!」
「何かする前に『やってもいい?』と尋ねる控え目な子になりました」(30代女性)というように、頭ごなしに行動を制止してばかりだと、消極的な子どもになってしまう可能性もあります。人に迷惑をかけたり、ケガなどの危険性があるときはともかく、ただ何かを散らかす程度のやんちゃには目をつむってもいいでしょう。
【6】幼児なりに急いでいるときの「何のんびりしてるの? 置いていくよ!」
「本人からしたら一生懸命なのに…。せっかちなママでホントにごめん!」(30代女性)というように、あまりに子どもを急かしすぎると、必要以上に挫折感を味わわせるはめになるかもしれません。本当に時間がないときでも、落ち着いて考えてから言葉を選びましょう。
【7】足手まといだと言わんばかりの「あんたにみんな迷惑しているんだよ!」
「泣きながら『ごめんなさい』と娘。私のほうが子どもでした」(20代女性)というように、わが子を邪魔者扱いし、深く傷心させてしまった人もいます。苛立ちを抑えきれないときには家族に世話を代わってもらうなど、直接怒りをぶつけない工夫を考えましょう。
【8】要領の悪さに対して「何回言ってもできないなんて頭悪いんじゃない?」
「『なんでおしっこって教えてくれないの?』と声を荒げてしまって…」(30代女性)というように、なかなか進歩しない子どもに腹を立て、意地悪を言いたくなることもあるでしょう。「20歳になればさすがにオムツも外れてるだろう」などと遠い未来を想像することで、穏やかになれるかもしれません。
【9】母親の役目を放棄する「もう、あなたのママ辞めるよ?」
「言うことを聞かないから親をやめるって、よく考えたら、どんだけ身勝手なんだよ自分!」(20代女性)というように、「親」の立場を利用して、脅迫めいたことを言ってしまった人もいます。子どもは見捨てられたくなくて、必死で親に従うかもしれませんが、思春期などの難しい時期に不満が爆発する恐れもあるので、慎重に対処しましょう。
子どもは未熟で弱い存在だからこそかわいいもの。何もできなくて当然というスタンスで向き合い、それでもイラッとしたときは、幼かったころの自分がどうだったか振り返ってみるといいかもしれません。
親も大変なんだろうけど、言われてショックだったら結構覚えてるものだよね。
自分は保育園で具合悪くなって吐いたとき、心配されるんじゃなく先生がかわいそうって言われたのを覚えてるw
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