楽天、ツタヤ、スイカ……賢いポイントの貯め方は
私が所有しているポイントカードは約50枚。コツコツ貯めているので、月3万円以上も得しています。逆に言うと、ポイントを貯めなければ年に数十万円の損をしていることになります。
ポイントを多く稼ぐためには、枚数を持てばいいわけではありません。ツタヤやファミリーマートなどで貯まる「Tポイント」、楽天市場の買い物で貯まる「楽天ポイント」など様々なポイントサービスがありますが、肝心なのは自分の用途にあわせて絞ること。一般的なビジネスマンがポイントを貯めやすいのは次の3タイプでしょう。
1つ目は、鉄道会社系です。例えば首都圏近郊ならJR東日本のSuica。クレジット機能がついた「ビュー・スイカ」カードなどを所有し、「Suicaポイントクラブ」に会員登録(無料)すると、キヨスクなど駅構内で商品購入時にもらえるSuicaポイントを電子マネーなどに転換できます。
チャージ時にはSuicaポイントはつきませんが、「ビュー・スイカ」カードでチャージすれば、ビューポイントが1.5%分もらえます。ただし、年会費が1000円かかるので、あまり使わない人は、年に1回クレジットカード機能を使えば会費無料になる「ビックカメラSuicaカード」がおすすめです。家電を買った際のポイントを交通費にあてることもできます。
満50歳以上であれば、「大人の休日倶楽部カード」は必携。チャージか切符購入などで年間60万円以上使えば還元率が2.5%にアップ。電子マネーの還元率としては最高水準です。
2つ目は、コンビニ系です。自分が最もよく利用する店を決め、そこのチェーンを集中的に利用するのがポイント稼ぎのコツです。ちなみに、私がよく使うローソン「PONTAカード」の一番のメリットは、「お試し引換券」。貯めたポイントで店が指定する対象商品を市販価格の4分の1程度で購入できる引換券をゲットできます。「Tポイント」が貯まるファミリーマートも魅力的。ツタヤやドトール、洋服の青山など、3万店超の提携店舗で貯めたり、使うことができます。
3つ目は、マイレージ系です。ANAもJALもマイルの貯まり方の差はあまりなく、どちらかに集約するのがベストでしょう。JALであれば、イオン系の電子マネー「WAON」を有効利用できる「JMB WAONカード」がおすすめ。電子マネーをチャージしたカードで買い物すると、一部のカードではチャージ時と買い物時にマイルがダブルで付与されます。
ANAカードの場合、「ANAマイレージモール」を経由し楽天市場などのウェブサイトで買い物をすれば、マイルが上乗せされる裏技もあります。
以上、3タイプのほかに貯めやすいといえば、楽天カード。曜日・店舗限定ながら、ポイント優遇キャンペーンを頻繁に実施しています。買い物の頻度によって、獲得ポイントの倍率もアップします。あまりに貯まりやすいので、逆に買い物中毒になってしまわないようにしましょう。
最後に、ポイントを貯めるための鉄則は、現金を使わないこと、カードを常に持ち歩くこと、ポイントを貯められる提携店を把握することです。
ビジネスマンであれば会社の飲み会の幹事を自ら進んで引き受けることも裏技のひとつ。参加者の費用を集計して精算するときに、レジで自分のポイントカードを出せば、ポイントを大量に貯められます。セコい手口なのは百も承知。でも、事前連絡や日程調整など面倒くさい作業をともなう幹事なのですから、それくらいの役得は許してもらえるのではないでしょうか。
貯まったポイントを見て2828する。
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