宝くじ1等全部が1つの町に
スペイン全土で毎年クリスマスを前に発売されるこの宝くじは、賞金総額が25億ユーロ(日本円にして2500億円余り)と世界最高額として知られ、国民の9割近くがくじを購入するといわれている。ことしの当選番号が発表され、賞金40万ユーロ(およそ4000万円)の1等の当選くじ1800枚すべては、スペイン北東部にある人口およそ2000人の町、グラネンで販売されたものだった。
この宝くじは、同じ番号のくじが1800枚発行され、同じ地域でまとめて売られるため、当選者が1つの町に集中することも少なくはない。同じ番号は10枚セットでも売られているため、中には一度におよそ4億円を手にする人もいるそうだ。グラネンの中心部の路上には、1等を射止めた数多くの人たちが集まって祝杯を挙げて喜びあっていた。スペインでは信用不安が高まり、失業率も20%を超えるなど厳しい経済情勢が続いているだけに、地元では思わぬクリスマスプレゼントとして明るい話題となっている。
当たった人はウハウハだけど…。
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