台風6号、徳島に上陸
高知県で1人が行方不明のほか、四国地方を中心に11県で38人のけが人が出ており、うち2人は重体。交通機関も大幅に乱れ、強風の影響で日本航空の97便、全日本空輸の221便が欠航した。
台風6号は19日午後11時、室戸岬付近を時速約15キロで北東に進んだ。中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートル。中心の東側190キロ以内と西側110キロ以内は暴風域、中心の東側650キロ以内と西側460キロ以内では風速15メートル以上の強風域。
九州から四国、東海などでは20日にかけて最大風速25~40メートルの風が吹くほか、6~12メートルの波が予想される。高潮にも警戒が必要。
四国から関東では太平洋側を中心に19日、1時間に50ミリ超の非常に激しい雨が断続的に降った。高知県・魚梁瀬(馬路村)では同日夜までの72時間雨量が過去最多の1100ミリ超を観測するなど、各地で記録的大雨になった。20日は、局地的に1時間に80ミリの猛烈な雨が降る恐れもある。
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