新燃岳の火山灰を陶芸に利用
陶芸家・宇都野晄さん(65)は、宮崎・都城市の工房で37年間ろくろを回し続けている。素材の粘土には、実験的に工房の前に降り積もった火山灰を混ぜていた。大量の火山灰は、農作物を枯らすなど地元住民を苦しめており、宇都野さんは火山灰を陶器作りに利用できないかと考えた。焼き上がった陶器は、火山灰のザラリとした感触が素朴な風合いを生み出していた。
4月の商品化を目指す火山灰入りの陶器には、復興への祈りが込められている。
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