恒例「第24回 サラリーマン川柳」100選発表 ~“ゲゲゲ”に“スマートフォン”など流行語多数
“サラ川”の愛称で親しまれ、毎年たくさんのサラリーマンたちの悲哀が届く同コンクール。応募作品をジャンル別にみると最多は「流行・話題」(33句)。次に家族への想いを綴った「夫婦編」(13句)、「家庭編」(11句)、「親子編」(7句)、続いて仕事に関する「上司・部下編」(3句)、「職場編」(13句)が続いた。
「流行・話題」は昨年を象徴するワードが並ぶ。「ボーナスは メガネかけても 飛び出さず」(3D頼り夫)、「そびえ立つ 妻は我が家の スカイツリー」(やなぎびと)、さらに「部下からの 遅刻のメール 渋滞なぅ」(コバヤ氏)と、若年層を中心に爆発的にユーザーを増やしたミニブログ・ツィッターも登場。中でも昨年大ブレイクした朝ドラ『ゲゲゲの女房』(NHK総合)は人気が高く「月給日 “ゲゲゲ”と女房 肩落とす」(一見)など、センスが光る作品ばかりだ。
また、前回のコンテストで目立った “事業仕分け”に続き「風呂の順 2番じゃダメかと 追い出され」(まめまろ)と、今回も蓮舫行政刷新担当大臣の名言が登場。このほかに「我が家でも 影の総理が 幅利かす」(湘南鳶)や、「我が家でも 領土問題 “あなた邪魔”」(阪神大雅ぁ~す)など、政治・経済に絡めたトホホな日常が映し出されている。
今回選出された100選から「ベスト10」を選ぶ一般投票の受付けが、本日より3月16日(水)まで同社のWEBサイトにて開催。その後、5月中旬には『第24回 サラリーマン川柳コンクール』ベスト10、さらに100句のランキングなどが発表される。昨年は「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」(北の揺人・第23回)や、「オレオレに 亭主と知りつつ 電話切る」(反抗妻・第18回)など、思わず吹きだしてしまう川柳が大賞を受賞してきた同コンクール。今年はどの作品が選ばれるのか、結果を楽しみに待ちたい。
- 関連記事
-
- 【11/2/18】ドラゴンズニュース
- 恒例「第24回 サラリーマン川柳」100選発表 ~“ゲゲゲ”に“スマートフォン”など流行語多数
- 大学野球はプロと試合可能 3月と8月限定で実施

