KID&小見川がそろって敗戦、UFC
日本から山本“KID”徳郁がUFCに初参戦、07-08年にライト級で2試合を経験している小見川道大は約3年振りにフェザー級でオクタゴンにカムバックを果たすなど、日本国内からの注目度も一際高い今大会だが、KIDはデミトリウス・ジョンソンに、小見川はチャド・メンデスにそれぞれ判定で敗れるという厳しい結果が待ち受けていた。
また、大会メーンは、昨年8月のチェール・ソネン戦で、奇跡的な大逆転勝利を収めている“絶対王者”アンデウソン・シウバが、UFC復帰2戦目のヴィトー・ベウフォートを相手に、ミドル級王座防衛戦を行った。試合は序盤にハイキックをかわされ、テークダウンを奪われる場面もあったアンデウソンだったが、すぐに立ち上がると、スタンドで前蹴り。この一撃がヴィトーの顎を捉えると、ヒザから崩れ落ちる挑戦者に対して2発のパウンドを落としたところでレフェリーが試合をストップした。
さらに、ライトヘビー級の新鋭対決となったジョン・ジョーンズ×ライアン・ベイダーの一戦は、初回からノースサウスチョークで追い込んだジョーンズが、 2Rにギロチンを極め快勝した。その試合後に、ヒザを負傷したラシャド・エヴァンスに代わって、マウリシオ・ショーグンへの挑戦権が与えられたことが告げられると、3月19日にニューアークで開催されるUFC128の大会タイトルも「Shogun vs Jones」へ変更となった。
その他にも、元世界王者フォレスト・グリフィンと元ミドル級王者リッチ・フランクリンの一戦は、体格に勝るグリフィンが判定勝ち。元WECバンタム級王者ミゲール・トーレスは、両者手数が少なく、場内にはブーイングが起こるも、アントニオ・バヌエロスを判定で退け、元WECライト級トップコンテンダー=ドナルド・セラーニは、ポール・ケリーからリアネイキドチョークで一本勝ち。ウェルター級でその存在感を増しているジェイク・エレンバーガーは、カルロス・エデュアルド・ホシャとの接戦をものにした。


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