城戸、ビッグバン3連勝
ダブルメーンイベントが設けられた今大会には、谷山ジムが誇る2大エース、08年K-1 MAX日本王者の城戸康裕とWMAF世界フェザー級王者の駿太がそろい踏み。城戸は前WMAF世界ウェルター級王者にして関西の強豪・北山高与志を、駿太は大韓ムエタイ連盟フェザー級王者のキム・ジンヒョックをそれぞれ迎え撃った。
格上の城戸に対し、番狂わせを狙う北山は開始からパンチを振るい積極的に前へ出る。しかし城戸はロープ・コーナーに追い込まれこそするが、そこで足を止めることなく回り込み、決定打は許さない。そしてカウンターのヒザ、重い音を立てて打ち込むローキックで応戦する。
北山は2R、前蹴りを突き刺しこれでダメージを与えて前に出るが、城戸はここで生まれた一瞬の隙を逃さず左ハイキック。北山の側頭部を刈り取るようにダウンを奪う。
フィニッシュへ向かった城戸はヒザ蹴りで2度目のダウンを追加するが、この試合はK-1ルールで行われており、このヒザをつかみながら放ったことで減点1に。
だが、挽回に向かった北山に城戸は追加のローで足を効かせ、最後も強烈な左ミドルを連打してシャットアウト。さすがと思わせるダウン奪取と攻め込ませない巧みさを見せ、判定勝ちで「Bigbang」3連勝とした。


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