【11/3/6】ドラゴンズニュース
携帯契約はソフトバンクが11カ月連続首位、iPhone好調
米アップル<AAPL.O>製の「iPhone(アイフォーン)4」が引き続き好調で、2月末まで展開した「iPad(アイパッド)」の実質負担額ゼロ円キャンペーンも効果を上げた。
ソフトバンクの2月の純増数は27万0100件。アイパッドの実質無料キャンペーンは「アイパッド2」の国内発売(3月25日)を前に打ち切ったが、2月の純増に寄与した。ソフトバンクグループに入ったウィルコムのPHSの2月の実績は、2万9600件の純増だった。一定の条件で他社製の携帯電話への通話が無料になる「だれとでも定額」(12月3日から開始)が浸透し、21カ月ぶりに純増に転じた。
2月の純増数2位はNTTドコモ<9437.T>で18万2900件。ソニー・エリクソン製の「エクスペリア」、韓国サムスン電子<005930.KS>製「ギャラクシーS」、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製の「レグザフォン」などアンドロイド搭載のスマートフォンが貢献した。2月24日時点の累計販売は、エクスペリアが60万台以上、ギャラクシーが40万台以上、タブレット端末の「ギャラクシータブ」は10万台以上だった。
3位はKDDI<9433.T>で14万3000件。昨年11月から投入したシャープ製「IS03」に加え、富士通東芝の「IS04(レグザフォン)」を2月10日から投入したのが寄与した。グループと位置付けるUQコミュニケーションズ(東京都港区)の高速無線「WiMAX(ワイマックス)」の2月の純増数は7万5300件だった。
4位は、イー・アクセス<9427.T>グループのイー・モバイルで5万4800件の純増。データ通信カードの販売が中心だが、12月に発売したアンドロイド搭載のスマートフォン「Aria(アリア)」や、1月に投入したモバイル無線LANルーター「ポケットWi―FiS(ワイファイS)」が2月の獲得契約の15%ほどを占めたという。
MNP利用による2月の状況は、転入超はソフトバンクが5万4800件。イー・モバイルは転出入が均衡した。一方で、NTTドコモが3万5500件、KDDIが1万9300件の転出超だった。NTTドコモは25カ月連続、KDDIは11カ月連続のマイナスだった。


ソニー、徹底的に争う構え…PS3輸入停止措置
ソニーによると、今回の輸入差し止めは仮処分で、特許侵害が認定されたわけではない。オランダは主要な物流拠点だが、輸送ルートを変えれば他国への輸出は可能だという。ただ、今後、輸入停止が長期化したり、特許侵害が正式に認められたりすれば、ソニーの経営に打撃となる恐れがある。野村証券の御子柴史郎アナリストは「仮に1か月出荷が停止すれば、大きな影響が出る」と指摘する。
ソニーとLGは、複数の特許で訴訟合戦を行っており、昨年12月にはソニーが、携帯電話の特許を侵害されたとして米国際貿易委員会(ITC)などに提訴した。LGも今年2月、ブルーレイディスクのほかテレビ、パソコンなどで特許侵害があるとしてITCに申し立てている。


テレビとネットがひとつに!気になる“グーグルTV”の日本発売は?
まだ日本未上陸なので、聞き慣れない人も多いだろうが、グーグルTVとは、インターネット上のコンテンツが楽しめる新感覚のテレビ。スマートフォンでおなじみになったアンドロイドOSを搭載し、ウェブサイトを閲覧できるほか、アンドロイド用のアプリをテレビで楽しめる。すなわち、テレビとウェブコンテンツを一台でこなす“スマートテレビ”といえる、驚きのマシンなのだ。
実は、アメリカではひと足早く、昨年の冬に世界初のグーグルTVが商品化されている。その名も「Sony Internet TV」シリーズ。ラインナップは、テレビ一体型の「Sony Internet TV」とブルーレイディスクプレーヤー内蔵型の「Sony Internet TV Blu-ray Disc Player」の2種で、後者は通常のテレビにつなげてグーグルTVの機能が利用できる。このSony Internet TVが優れているのは以下の4点だ。
まずは、デュアルビュー機能により、テレビの視聴とインターネットの操作がひとつの画面上で可能な点。つまり、サッカー放送を見ながら、その試合についてツイッターでつぶやくことも可能なのだ。2点目は、ブックマーク機能があり、テレビ、ウェブサイト、アプリの垣根を越えて、自分の好きなコンテンツリストを画面上にカスタマイズできるということ。3点目は、アンドロイド端末をリモコン代わりに使える点。専用アプリをダウンロードすれば、自分のスマホでグーグルTVが操作できる。そして、最後の1点はリーズナブルな価格。参考までに、アメリカでの販売価格を現在(3月4日)の為替レートで計算すると、Sony Internet TVの32V型サイズで約6万6000円。Sony Internet TV Blu-ray Disc Playerは3万3000円と、現在、日本で発売されているテレビやレコーダーと比較しても安価で、なおかつグーグルTVの機能が楽しめるのだから、お得感も倍増だ。
地デジの買い替え期真っ盛りなだけに、日本で地デジチューナー搭載のグーグルTVが発売されれば、テレビ市場を揺るがす存在になるのは間違いなし。そこで気になるのは、日本での発売時期だが、記者がグーグル日本法人に問合せたところ、「現在発表はございません」という返答。日本でグーグルTVを楽しめる日は、まだ当分先のようだ。
一部の報道では、韓国メーカーのサムスンも開発の検討を始めたと伝えられるグーグルTV。発売されればヒットの予感プンプンだけに、今後の動向から目が離せない。


阪神2軍が立命大に快勝 プロ・アマ交流戦
阪神は先発した育成・吉岡興志投手が7回1失点と好投した。打っても、5日まで1軍に帯同していた育成・藤井宏政内野手が4打数4安打1打点と活躍し、快勝した。

