<WiiU>タブレット型端末はゲーム機を変えるか 電子書籍、携帯ゲームとの融合も
◇テレビ画面を占有しないゲーム機
「WiiU」は、世界で9700万台を出荷した「Wii」の後継ゲーム機だ。大ヒットゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズの最新作「New スーパーマリオブラザーズ U」などの専用のゲームソフトに加え、インターネットにもつながるため、検索や動画を見ることも可能だ。テレビ電話のアプリも実装しており、9万曲以上あるカラオケサービス(1時間100円~)も楽しめる。
最大の特徴は、タッチパネル対応の6.2インチの液晶画面を搭載したタブレット型コントローラー「WiiUゲームパッド」の存在だ。新コントローラーの登場で、テレビとコントローラーの2種類の画面を見比べたり、新しい動かし方をするゲームソフトも登場した。一方で、「WiiUゲームパッド」だけでも操作できるため、例えば、地上波のテレビ番組を見ながら、手元の「WiiUゲームパッド」のみでゲームソフトを遊べたりもする。もちろんテレビの大画面を見ながらでも遊べるが、「テレビを占有しなくてもいい」というところがポイント。動画サイト「YouTube」や「ニコニコ動画」を利用できるのだが、WiiUではテレビの画面でも、タブレット型コントローラー「WiiUゲームパッド」の画面のどちらでも視聴が可能だ。
◇タブレットの要素で弱点解消 DSファン取り込みも
「WiiU」は、一見すると「携帯ゲーム機と同じ」に思えるが、全く違う。まず、携帯ゲーム機と比較にならないほど高性能で、HDの画面が楽しめる。またゲーム機本体とタブレット端末型のコントローラーが連動するのが前提で、通信距離は最大30メートル程度。そのため「WiiUゲームパッド」を外に持ち出せばゲームは遊べない。実際に触ると分かるのだが、WiiUではテレビ画面は見なくても操作できるため、「家の中限定のタブレット」というイメージを抱く人もいるだろう。
だがタブレット端末の要素を取り込むことで、WiiUは、Wiiで指摘された弱点を解消している。まず携帯ゲームのように、ある程度は好きな場所、好きな体勢でゲームができる。もちろんテレビ番組を見ながらCMになれば、手元の「WiiUゲームパッド」を操作してゲームを進める……というスタイルもある。またDSや3DSで得た携帯ゲーム機のファンを、本来ならタイプが違うはずの据え置き型であるWiiUに引きずり込むことも可能だろう。最近はPCを触りながら、テレビを見るといった生活スタイルが定着している人も多いが、WiiUの提案もこのスタイルに似ている。
◇ゲーム人口の拡大なるか
現在は、アップルのiPhoneやiPadに代表される携帯電話やタブレット端末はゲームが遊べるの当たり前で、アマゾンの電子書籍端末「キンドル」もゲームの対応を想定している。テレビゲームは、83年に「ファミリーコンピュータ」が発売されてから約30年になるが、インターネットの登場以降ゲームの進歩は著しく、将来はネットワークを介して機種の性能に関係なくゲームが遊べる「クラウドコンピューティング」へ移行するのも時間の問題といわれている。ここ10年、任天堂のライバルだったソニーやマイクロソフトの姿勢を見れば、今後の戦略の中でゲーム専用機が占める割合は以前より低下したのは明らかで、かたくなにテレビゲームの魅力を追究する任天堂には厳しい環境が続く。
そんな中でWiiUは、任天堂が望めばゲーム以外の展開も容易になっていて、それが新しい価値を生み出す可能性がある。タブレットの要素を入れたことで、電子書籍をダウンロードして「WiiUゲームパッド」で読むこともできるだろうし、自社の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」との同化も考えられる。もちろんWiiUの普及が進めば、インターネットのさまざまなサービスへの参入も期待できる。発売当日の購入者の中には、こうしたソフトの充実に期待を寄せる人もいた。
任天堂は、「スーパーマリオ」や「ポケットモンスター」といった世界的な人気タイトルを抱えるソフトのメーカーでもある。そのため、携帯電話やPCなどの他のプラットホームに人気ソフトが移籍しない強みがあり、そのため、WiiUのある程度の成功は保障されている。だが、任天堂に求められるのは、DSやWiiで成し遂げた「ゲーム人口の再拡大」だろう。シナリオ通りに再び成長路線に乗せられるか今後の動きに注目が集まりそうだ。
拡大ってのはなかなか大変だろうなぁ。


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ダンボールで作られたWii U GamePadがeBayに出品 ― 入札は748万円
切り抜いたダンボールにマジックでボタン類を描いただけの非常に適当なものですが、80人以上からの入札があり、価格は91,300ドル(約748万円)というとんでもない金額にまで高騰していました。
出品者はこのダンボール製Wii U GamePadで大儲け・・・というわけにもいかず、出品はeBayによって削除されてしまいました。しかしながら現在これを真似た類似商品が次々と出品されているようです。
クソワロタwww


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任天堂・岩田社長、WiiUについて「短期間で値下げするような状況を作らない準備をしている」
先週のE3アナリストQ&Aセッションにて、記者からWii Uの価格設定について質問された岩田社長は、「Wii Uの発売を考えるうえで、「そのようなこと(※3DSの失速と短期間での値下げ)が起こらないようにするにはどうすればいいか」ということを重視しています」と回答しました。
岩田社長は、昨年の3DSの失速について「ハードを買ってまで遊びたいと思っていただけるソフトを早期にいくつ供給できたかということに起因している」と、自身の考えを明らかにしました。
3DSは発売当初、最初に提案した価格に見合う価値をユーザーに認めてもらえず販売がスローダウンしたため、値下げによって再び普及の軌道にのせる必要があった、と当時を振り返りました。
そして、Wii Uで3DSのようなことが起きないためにやらなければいけない事として「ニンテンドー3DSのように、発売から非常に短い期間で値下げをしなければならないような状態を決して作らないための準備」と「お客様にWii Uで実現可能となることに対して、価格がリーズナブルに感じていただけるようにして、その結果「これはすぐに値下がりするんじゃないか」というような受け止め方をされないようにする」こと」を挙げました。
岩田社長は3DSを値下げした当時、値下げの副作用として業績への影響と共に、Wii Uでも同様に値下げするのではという懸念を持たせてしまったとコメントしています。
そういった意味では、Wii Uの発売は、過去のプラットフォームよりも特に舵取りが難しい状況になっていると言えそうです。
バトレボ2よろしく。


新型ゲーム機「PS Vita」「Wii U」を「買いたい」人1割以下
また任天堂の家庭用ゲーム機「Wii」の後継機「Wii U」は、「購入したい」が9.1%、「購入する気はないが、興味はある」38.4%、「購入する気はない」52.5%となり、新型ゲーム機の人気の低さが露呈した。
この調査は2012年1月26日から1月29日まで 全国の男女10代~50代以上のインターネットユーザー1073人に行った。調査対象者のうち現在何らかのゲーム機(据え置き、携帯型問わず)を所有している人は全体の63.3%いた。「PS Vita」は日本国内で11年12月17日に発売している。「Wii U」は12年年末に発売予定。
WiiU>Vitaかよ。
まぁあれじゃしゃーないか。

