日本人が一番食べる野菜は“だいこん”
厚労省が全国の1歳以上の男女3万2000人あまりを対象に2012年に行った調査をもとに分析したところ、ジュースや加工品を除き、日本人が最も食べている野菜はだいこんでした。
次いで、2位がたまねぎ、3位はキャベツでした。ちなみににんじんは5位、トマトは7位、ピーマンは14位でした。
厚労省によりますと、大人の平均的な野菜の摂取量は1日当たり282グラムですが、350グラムとることが望ましいということです。
厚労省は今月、食生活改善普及運動を実施していて、普段よりプラス一皿、野菜を多くとるよう呼びかけています。
大根?と思ったけど、量の話ね。


意外と知らない? 冷蔵庫に入れてはいけない野菜
けれど、スーパーや青果店の戸棚を思い出してみると、中にはクーラーの中に陳列されているものもあれば、常温のスペースに並べられている野菜もあります。実は、野菜はそれぞれのタイプに合わせて保存することで、よりおいしさや新鮮さを保つことができるのです。
野菜を保存するときに気をつけたいポイントのひとつが、野菜が育った環境に近い環境で保存すること。たとえば、原産地が熱帯や亜熱帯地域といった温かい場所で育った野菜は、寒さに弱い性質があります。そのため、冷蔵庫に入れてしまうと冷蔵障害を起こしやすくなるので注意。
これらに当てはまる野菜といえば、きゅうり、なす、ピーマン、かぼちゃといった夏野菜。そして、じゃがいも、さつまいもといった秋野菜もこれに該当します。これらは冷蔵庫には入れず、冷暗所や少し温度設定が高めの野菜室に保存するのが理想的です。
一方で、低い温度の環境での保存が望ましい野菜といえば、小松菜などがあげられます。小松菜は傷みやすく、1~2日で葉がしおれやすい野菜。保存するなら湿らせたキッチンペーパーや新聞紙でくるみ、冷蔵庫に立てて保存しましょう。
ただし、どんな野菜でも一度カットした野菜は必ず冷蔵庫へ。野菜は、切るとエチレンという老化植物ホルモンが出てしまうため、一気に傷みやすくなってしまいます。このエチレンの発生を抑えるため、カットした野菜はラップをしたり、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。
意外と知らない野菜の最適な保存方法。みなさんも一度、家の冷蔵庫をのぞいてみて、間違った保存の仕方をしていないか確認してみましょう。
スーパーと同じようにすればおkってことですね。


日本人が食べた野菜 圧倒的1位がキャベツだった理由を考察
先日カゴメが発表した「家族の食生活と冬の野菜摂取に関する意識調査」。全国の主婦に対して食生活調査を行ったものだが、このなかで「2013年にもっとも食べた野菜は?」という項目があった。そしてここでダントツの支持票を集めたのがキャベツだったのだ。
総合ランキングの上位は、1位「キャベツ」、2位「玉ねぎ」、3位「白菜」、4位「トマト」、5位「じゃがいも」。全都道府県分を精査すると、キャベツは全47都道府県中42都府県で1位、4県で2位と、46都府県で1、2位を獲得している。圧倒的である。
そういえば、昨年夏にカルビーが行った「大人の野菜に関する意識調査」の「大人が好きな野菜」という設問でもキャベツは1位のトマトに続く2位だった。
カルビーはキャベツ人気の理由を「昭和時代のキャベツのビタミンK・Uブームの影響? か、キャベツ=健康にいいというイメージで特に50代・60代の男性の支持を集め」たとしているが、すべての野菜には何らかの栄養成分が含まれている。「健康にいい」というイメージだけでは「キャベツ人気」の説明がつかない。
現在の「キャベツ人気」が何に支えられているかというと、ずばり「刷り込み」だろう。決定的な理由は、スーパーの棚などでの「露出」の多さだ。キャベツの出荷量は、国産野菜ではじゃがいもに続く2位。出荷量が多いということは、それだけで店頭PRにもつながる「面」が取れるということになる。
しかも、キャベツには収穫時期が3シーズンある。一般に知られる「春キャベツ」はキャベツのトップシーズンのひとつに過ぎない。例えば「寒玉キャベツ」はいまが旬。11月から2月頃にかけて愛知や千葉で収穫される。その後、全国的に収穫される春キャベツの時期があり、夏から秋には高地で収穫される高原キャベツ(夏キャベツ)がやってくる。
価格面で安定しているのも大きい。キャベツは、他の葉野菜と比較すると、単位あたりの重量がケタ違いに重い。ほうれん草や小松菜などの葉野菜が一把200─400g程度だが、キャベツは中玉で約1kg。グラムあたりの価格でも3─4倍の差がつく計算だ。生食ならかさも増え、見映えもいい。好き嫌いの出にくい味だから、家庭でも外食でも食卓に上る機会は増える。自然と生活に取り込まれやすくなる。
とんかつの千切りキャベツは言うに及ばず、お好み焼き、焼きそば、ロールキャベツ、コールスロー、漬物、味噌汁、回鍋肉、コンビーフ炒め、ザワークラウト……。この他にも味噌汁などなど、日常的に接するキャベツメニューを数え上げたらきりがない。
購入者には店頭で大きなスペースに置かれた姿が刷り込まれ、作り手にとってはリーズナブルで使い回しがいい。食べ手にとっては、どんな料理を食べていても登場する、やたらと身近な存在。確かにキャベツは国民的野菜と言っていいのかもしれない。
だが考えてみれば、焼肉屋でキャベツがお通し代わりに出てくるようになったのは、この10年ほどだ。主役のメニューとしては未開拓な部分も多い。キャベツには、さらなる国民的野菜になれるポテンシャルが潜んでいる。
キャベツ、玉ねぎは汎用性高いよな。
私はなんだろう、もやしかピーマンかなすあたりかな。
もやしは安いから年中、ピーマン・なすは夏場えらい食ったわw
炒めるとマジ最強。うまし!
ところでじゃがいもは野菜でいいの?穀類なの?


“主婦の味方”寒波でも価格は安定…「カット野菜」「ジュース」売れてます
大手食品スーパーチェーンのライフコーポレーションでは、1月の野菜ジュースの売上高が前年同月比15%増だった。担当者は「近年にない大きな伸び」と話す。ライフ土佐堀店(大阪市西区)の店頭には、さまざまな種類の野菜ジュースが並び、飛ぶように売れている。
飲料大手の伊藤園は野菜汁100%のジュース「1日分の野菜」を平成16年に発売。猛暑だった22年以降は年率20~30%増のペースで販売量が伸びている。担当者は「22年は猛暑、23年は東日本大震災による備蓄、24年には『トマトがメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に有効』などと報じられたことで、一気に野菜ジュースの認知度が上がった」と話す。
24年には、野菜汁と果汁が50%ずつ入った「充実野菜」を販売量で初めて抜き、野菜汁100%ジュース人気をうかがわせた。一方、食べやすい大きさに切った複数の種類の野菜を詰めたカット野菜も好調。関西スーパーマーケットは1月の販売量が前年同月比6%増、イズミヤも20%増と大きく伸びた。ハクサイや白ネギ、シイタケなどが入った鍋用セットも売れている。
野菜ジュースやカット野菜は、あらかじめ豊作の時期に収穫した野菜を低温保管したり、海外産の野菜を使ったりしている。このため、国内野菜の価格が高騰しても安定した価格で購入できるのがメリットだ。大阪市中央卸売市場の卸売会社によると、1月の野菜全体の卸売価格は前年比2%安だったが、レタスなど葉もの野菜は30~50%程度高かった。
卸売会社の担当者は、葉もの野菜高騰の理由について、「昨夏は雨が多くて日照時間が短かったので生育が悪かった。そのうえ、今冬の降雪に伴う道路通行止めなどで市場への入荷量が落ちた」と説明する。しばらくは、野菜ジュースとカット野菜のプチブームが続きそうだ。
野菜ジュース嫌いだわ…。


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