パズドラ効果で売り切れ続出? 完売した「週刊少年サンデー」第1号、Webで無料公開されることに
売り切れとなった背景には、同号にスマホゲーム「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」のシリアルコードが付属していたことがあげられます。コードを入力すると「うしおととら」の「とら」が入手できるのですが、かなり強力なキャラらしく、とらを目当てにサンデーを買い占める人が続出する事態に。ネットでは、本誌を購入せず特典だけ抜き取るといった犯罪行為も報告されているほか、オークションサイトでは転売されているコードの存在も確認できます。
毎号購読しているサンデー読者は本誌を買えず涙を飲み、一方で、コードだけ欲しいパズドラユーザーにとっては大量の本誌が手もとに残るという双方にとって不幸な状態に。売り切れとは言いつつも、素直に喜べない結果となりました。
今回の件について週刊少年サンデーの市原武法編集長は、「長きに渡り少年サンデーをご愛顧いただいている多くの読者の皆様が入手することができない事態となってしまいましたこと、本当に申し訳ございません」と謝罪しています。
サンデーが完売するとか・・・。パズドラ効果すごいんだな。


<MAJOR>大人気野球マンガが5年ぶり復活 サンデーで3月から連載開始
「MAJOR」は、1994~2010年に同誌で連載され、コミックス全78巻の累計発行部数は5300万部を誇っている。野球選手の父を不幸な事故で失った少年・吾郎が、右肩を壊す致命的なケガをしながらも、左投げの豪腕投手に成長。高校卒業後は米国に渡り、父の死にかかわりがあったスター選手らとしのぎを削る物語が描かれた。
同作は、野茂英雄選手の米大リーグ移籍(1995年)より前に「メジャー」というタイトルで連載をスタートさせ、米大リーグでの日本人選手の活躍を先取りしたほか、野球の世界国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」の開催より前に、日本代表の活躍を描いた。テレビアニメもNHKで2004~2010年に放送され、人気を博した。
また同作は、NHKのBS1で30日午後11時から放送される「青春!アリスポ~SPORTS×MANGA~」でも取り上げられる。プロ野球・広島東洋カープの前田健太選手が、「MAJOR」と「ダイヤのA」について語り、インタビューを軸に、二つの作品を掘り下げ、野球の面白さを追究する……という内容になる。
続編か、どんな話にするんだろう?
しかしあれだ、ボクシング漫画はなんだったのか。

