大みそかサップ戦 大流血の曙が頭部手術へ
この日、2016年最初の試合となるW―1後楽園大会に出陣。初参戦となった同団体で武藤敬司(53)、真田聖也(27)とトリオを結成すると、パワフルな動きを見せて勝利に貢献した。
昨年大みそかの「RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)では約9年半ぶりの格闘技戦でボブ・サップ(41)と対戦したが、後頭部からの出血により試合途中の2回判定負けという不完全燃焼に終わった。
おびただしかった出血の原因は、頭部にできていた複数の巨大な粉瘤(ふんりゅう)。
曙は「来週手術をしなくてはいけない。(打撃が)当たると血がたまるところ(がある)というか、検査してみないと分からなくて。(相撲の)現役時代に1回したことがある」と、これらを完全に除去するためにメスを入れる決意を固めた。
林督元リングドクターは「脂肪の塊が頭の皮膚にできている状態。5~6個ほどあるので、全て取り除くには5~6時間はかかる手術になると思います。あんなに出血するのは見たことがないですからね。手術自体が終われば、1週間ほどで練習も再開できる」と、横綱の現状を説明。とりわけ格闘技戦を続けるのならば、手術が絶対に必要であることを進言したという。
全日本プロレス退団後に「王道」を設立した曙は「定期的じゃないんですけど話がある時は」とし、今後も団体の枠にとらわれない活動を望んでいる。そのなかで武藤からW―1再参戦のラブコールも届いた。また、サップとの再戦を視野に、RIZIN再出撃もあり得る状況だ。
16年のプランについては「独立していろいろなことを経験しなきゃいけない。前に進みたい。王道(の興行を開催)をしないと」。それだけにまずは格闘家として致命傷だった頭部の問題を解決することが最優先事項。つかの間の休息をとり、横綱は進撃の道を歩む。
粉瘤って検索しちゃいけないあれか、うわあ・・・。
>RIZIN再出撃
結構です。

