「就職できない若者」意外な共通点
そんななか、就職活動に苦戦する若者たちをサポートする「就活支援講座」を、地方自治体が開設するケースが増えてきている。例えば、前橋市では2010年から「まえばし就活実践塾」を開催し、就職活動中の若者・学生を対象に、全6回の講座で自己分析から応募書類の書き方、面接対策といった「就職活動の基本」を伝授。千葉市も、「千葉市ふるさとハローワーク」を開設し、「就職力向上講座」「面接対策講座」などの就職応援プロジェクトを行っている。
近くにこうした支援体制がない場合は、民間企業が行う講座を受講する手もある。ほとんどは有料だが、大手企業等が「社会貢献活動」として無料で行うものもあるようだ。
では、そうした講座では具体的にどんなことを教えてくれるのか? 若者のための就職応援プログラム「ホンキの就職」の企画を担当する黒石健太郎氏に伺った。
「就職活動中というのは、意外と孤独になりがちなので、まずは自分だけでは気づかない課題に気づいてもらうことが大事。私たちが何かを教えるというよりも、参加者15人程度が少人数のグループを組み、ディスカッションしながら自発的な気づきや自律的な行動につなげることを目的としています」
就職活動がうまくいかないと、どうしても自身の面接スキルなどに疑いを持つ人が多い。だが、じつは就職できない若者にもっとも足りないのは「行動量」だと黒石さんはいう。
「現在の就職戦線は30社受けてやっと1社の内定が出るといわれる狭き門。にもかかわらず、そこまでの数を受ける前に自信をなくし、挫折してしまう人が多いようです。そこで、『ホンキの就職』4Daysグループワークでは、全4回の講座期間中、1日1件応募してもらうことを宿題にしています。達成できたかどうかを毎回振り返り、参加者同士で切磋琢磨することで最終的にはほぼ全員が課題を達成できるようになります」
こうしたグループワークは面接スキルの向上にも役立つ。メンバー同士で互いに指摘し合うことで「独りよがりの面接」から脱却できるという。
「例えば飲食店の店長候補の採用面接で『料理好き』をアピールする人がいます。飲食店なので料理好きはプラス材料のように思えますが、期待されているのはマネージャーとしてのスキルや適正なので、あまり有効なアピールとはいえません。こうしたズレを第三者の客観的な視点から指摘してもらい、自分の強みと企業が求める力との『真の接点』を見つけていくことが重要です」
自分と同じ立場の仲間と、ともに考え、就職力を鍛える。就活に行き詰ったら、こうした講座の門を叩いてみるのもアリかもしれない。


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大手企業役員 「正直キラキラネームの学生の採用ためらう」
「3年ほど前、子会社のキラキラネーム系の男性新入社員が入社半年ほどで出社しなくなった。間もなくその親が会社に乗り込んできて、『上司のいじめのせいで子供が出社拒否になった』とまくし立て、会社に補償まで求めたのです。だが、人事が調べても上司に落ち度はなく、男性社員の被害妄想だっただけでした。
その一件以来、人事ではエントリーシートや面接の際に、キラキラネームの人にはどうしても厳しくなってしまう。試験結果が同程度なら、やはり一般的な名前を優先して採用する。前例があるのに人事は何を考えてんだ、と責められる可能性があるからです」
なんと、キラキラネームの学生は就職活動で不利だというのだ。一部の極端な例だけで決めつけることには問題があるが、このように採用試験の際にキラキラネームを気にするようになった企業は少なくない。ある大手メーカー役員は、「いいにくいことだが」と前置きし、「そういう名前を付ける親御さんの“常識”はどうしても本人に影響してしまうからね」と語った。
え、普通のことだろ(笑)


3月就活・4月就職…「別世界」の売り手市場は
6年制移行のために2010年、11年に卒業生が途絶え、人材供給が止まっていたためだ。今春卒業した6年制の1期生には求人が殺到。大学からは「特需はいつまで?」といぶかる声も上がるが、ドラッグストア業界や調剤薬局の採用熱はまだ高い。
◆「別世界」
日本大薬学部(千葉県船橋市)では今春の卒業生の就職率はほぼ100%。6年制移行前は8、9割だったが、今年は4月に入っても、沖縄県など人手不足の地方の病院などから求人が来るという。担当者は「2年間のブランクのためで、特需のようなもの」と語る。
他大学も事情は同様。横浜薬科大(横浜市)の担当者は「就職先に人気があるのは、病院などだが、規模を拡大しているドラッグストアの求人が多く、薬剤師免許を取って職に就けない学生はいない」と話す。
城西国際大薬学部(千葉県東金市)でも、3月に就職活動を始めた学生が、4月から職に就けた。教授の一人は「世間の就職情勢からすれば別世界」と驚く。
今月、大手ドラッグストアの面接を受けた昭和薬科大の学生(23)は「4月前で5年生なのに、就職先が事実上決まった薬学部生もいる。人気のある製薬会社は別にしても、就職試験で落ちるのがおかしいぐらい」と話す。
大学の薬学部は06年入学生から6年制になった。このため、薬剤師国家試験合格者は4年制最後の入学生の大半が卒業した09年に1万1301人を数えたが、10年が3787人、11年が1455人と激減した。
薬学部行きたかったけど、当時は6年制が…と思ってたんだよなぁ。
今思えば馬鹿な選択をしたと思う、6年も大学にいれるとか最高やん。
まぁ馬鹿だから国家試験あうあうだろうけどw


人事担当者が真実を明かす「DQNネームのせいで就職できない」
アラサー女子なら一度は考えたことがあるのでは?
最近増えている、『DQN(どきゅん)ネーム』や『キラキラネーム』と呼ばれている名前をごぞんじでしょうか。なんと読むのか分からない複雑すぎる名前や、外来語をむりやり当て字で読ませるような変わった名前のことです。
この変わった名前のせいで、平成生まれの若者たちはさまざまな苦労を強いられているといいます。
個性が強すぎるDQNネーム
イマドキの親たちは、子どもに個性を持たせたいばっかりに変わった名前を付ける傾向にあります。
『光宙(ぴかちゅう)』『黄熊(ぷう)』『泡姫(ありえる)』『宝石(じゅえる)』『天響(てぃな)』……これ、すべて実際に子どもにつけられた名前なんです。
先日、お笑い芸人の庄司智春さん(36)も長男の名前を「字画のめちゃくちゃいい庄司羽男(パオ)」にしようとしていたことを発表。しかし、妻の藤本美貴さん(27)から「彼が30歳のサラリーマンになって名刺交換をしたときに、パオではさすがに商談成立しないんじゃないか」と却下されたと明かしていました。
ネット上では「藤本美貴見直した。庄司は見たまんまのバカということを再認識」「これで子供の未来が守られた」と話題になっています。
このような個性的すぎる『DQNネーム』は、平成生まれあたりから徐々に増えはじめ、今や芸能人の子どもにも使われすっかり市民権を得ているイメージも。
ですが、やはり大人になってからどんな影響があるのか不安になってしまいますよね。
人事担当者から見るDQNネームのイメージ
最近「DQNネームが原因で就職できない」という話題がネット上を騒がせました。
成績優秀・イケメンなのに、読みづらい名前が原因で書類審査すら通過しないのだそう。
本当に名前が原因で就職できないなんてことがあるのでしょうか?
この真相を探るべく、某上場企業(2000人規模の食品加工メーカー)の人事担当者にお話をうかがってきました。
人事担当者A氏によれば「実際、応募書類を確認すると、有名大学の学生にはDQNネームは少なく、また高卒採用枠では多いのが現状。この事実から見ても、知性と名前が関係しているように思える」とのこと。
名前だけで、能力の良し悪しまで判断されかねないということですね。
実は、社会的地位の低い層の子どもは変わった名前が多い、というのはアメリカの研究でも明らかになっているそうです。
実際に会ってみた印象はというと、「DQNネームの学生を面接してみると、自己紹介の声が小さいひとが多い。名前を言うのに抵抗があるように感じる」そうです。
もしかすると、小さいころから名前をからかわれて、コンプレックスがあるのかもしれません。
また、幼少期~学生時代なら変わった名前もふつうかもしれませんが、社会に出てからは違います。
「最終的な人事決定権を持つのは60歳前後のおじさん世代なので、発音しにくい名前というだけで、マイナスイメージになってしまう」と言います。
どうやら、ビジネスシーンにおけるDQNネームの弊害は真実だったようです。
DQNネームを持つ子どもたちの反応
ネット上の書き込みによると、DQNネームを持つ子どもたちは、名前をつけた親を恨んだり、名前が原因でうつ病になったり、さらには「僕は将来総理大臣になって、子どもに変な名前をつけてはいけないという法律を作りたい」という作文を書いた小学生がいるとも言われています。
せっかく名前をつけた親もつけられた子も、切なすぎて泣けてきます。
産まれてすぐは小さくて可愛い赤ちゃんですが、必ず大人になり、社会の一員として自立していきます。大人になった姿を想像して、胸をはれる名前をつけてあげたいものですね。
これから子どもを産む予定のあるかたは、この現状を命名の参考にしてみてください。
ドキュソネームなんか付けられたらそら人生ハードモードよ。
>子どもに変な名前をつけてはいけないという法律
泣けるやん・・・。

