人事のプロが語る「嫌われる学生」
そこで『大学生活30のルール』著者で人材コンサルタントの常見陽平氏に「就活で失敗しないコツ」を聞いたところ、就活では「企業から嫌われるタイプ」が存在するらしい。では、その特徴とは?
「まずは、ステータスだけ立派で中身がない人。例えば、サークルやボランティア活動をやたらとかけもちする学生がいますが、大切なのは『何』をやったかより『どう』やったか。もちろん本気で熱中したのであればそれは強い武器になりますが、就職活動のためのネタ作りに過ぎない底の浅い体験談は逆に嫌われてしまいます。次に、社会人を中途半端に模倣した『痛いプチオトナ』な学生。服装や言葉遣いは大人そっくりなのに中身がともなっていない、自己啓発本の読み過ぎで頭でっかちになっている人は嫌われます。それよりいい意味で生意気な“学生らしい学生”の方が好まれるでしょう。また、最近は話のうまい学生も増えていますが、スキルに溺れて面接で『自分のプレゼン』に終始してしまうと悪印象。あらかじめ用意しておいた言葉しか話せず、想定外の質問をされると黙ったり、はぐらかしたりするような人よりは、話し方は多少たどたどしくても面接官の質問の意図を理解し、きちんと受け答えできる人の方が好まれます」
さらに、常見氏が最近増えていると感じるのは、自分で考えて、行動を起こすことができない学生。
「主体性のない人材は企業から最も嫌われます。会社に入ったら仕事を『教わる』のではなく、自ら『学ぶ』姿勢が問われるからです」
思った以上に注意点は多いが、すべては日々の心がけ次第。1年生のうちから意識して改善しておこう。
趣味はボランティアですとか聞くとぶっ飛ばしたくなるンゴww


tag : 就活
就活生を追い詰めるモンスターペアレントの存在
都内の大学に通うA君は企業説明会に足しげく通う多忙な日々を過ごすが、母親からの猛烈なプレッシャーに悩まされているという。
「最近、テレビCMを見てはお母さんに『この企業受けなさい』と言われます。例えば深夜に流れる企業のイメージCM。“航空機には欠かせない部品で世界シェア1位”との触れ込みにお母さんは反応し、目の色を変えて『すぐにエントリーしなさい!』と言われました」
都内の別の大学に通う就活生B君の悩みも深い。
「親の考えを押しつけてくるのが耐えられません。『お父さんの時代は2、3社に絞って活動してたもんだぞ。なんでおまえは50社も60社も受けてるんだ!』とか『市役所か金融に絞りなさい』とか『サイバー○ージェントなんて、オマエにITは無理だ』とか……。大学受験のときとは比べられないほどストレスフルです」
父親だけでなく、母親も母親で猛烈なプレスをかけてくるそうだ。
「就職ナビのマイページに入るために必要なIDとパスワードは、母との共有。最近、セミナーから帰ってきたばかりの母に『お母さんと一緒に戦うのよ! 教えなさい』と言われて仕方なく……。翌日からは無断でエントリー企業の選考スケジュールを調べては『あんた、締め切り間近よ!』とプレッシャーをかけてくる毎日。関心がないのに『ブリ○ストンにエントリーしといたわ。安定企業よ』と勝手に就活を進めることもしばしば。ウンザリです」(B君)
外では企業訪問に疲れ果て、家では親の言動に神経をすり減らす。しかし、当の親たちはこうした就活生の悩みに気づいていないようだ。関東の大学に通う就活生C君の母親が自慢げに話す。
「親は親で一生懸命なの。私は息子のために“就勝弁当”を作ってあげています。会社説明会が毎日のように続くときには鰻とニラをたくさん入れた疲労回復料理を、面接日には消化がよくリラックス効果のある豆腐グラタン。息子はとっても喜んでくれてるわ」
親の過干渉は採用企業にも及ぶ。ある半導体製造装置メーカーの採用担当者がこう話す。
「手前みそですが、弊社は半導体製造装置メーカーとしては国内トップクラスなんです。でもBtoB(企業間取引)企業ですから認知度が低く、内定者の親御さんから電話で内定辞退を申し入れられるケースが毎年あるんです。優秀な人材をそんな理由で逃してはならないと、最近では親向けの企業説明会を行なっています」
中堅商社の採用担当者も明かしてくれた。
「不採用の通知を送付した数日後、ある学生の母親から『なんでウチの息子が落とされなきゃいけないの。納得のいく説明をしなさい』とお??りの電話がありました。そう言われましても……」
今や、“モンスターペアレント”は就活にも進出しているのだ。
ただでさえきつい時期なのに、毒親だと参るよなぁ。


tag : モンスターペアレント就活
就活「都市伝説」の意外な盲点 「職なし既卒者」は有利だった
しかし、根拠のはっきりしない思い込みが、盲点になるかもしれないようなのだ。
「内定なしが有利」と答えた採用関係者は、24.6%
インターネット保険のライフネット生命保険が新卒採用関係者への意識調査を実施、その結果を2013年1月15日に発表した。
調査では、卒業はしたものの就活を続けている既卒者(1年目)と、短いながらも業務に就いたことのある第二新卒(1社目を1年未満で退職)のどちらが有利か、聞いた。
それなら、第二新卒の方が有利――。こう考える人はいるだろうか。ところが、採用関係者で「第二新卒が有利」と答えたのは2.8%。なんと、38.3%が「既卒者が有利」と答えたのだ。
調査によると、採用担当者の悩みの64%が「早期離職などのミスマッチ」という。それだけに、採用してもすぐに辞めてしまった学生への目は厳しいということのようなのだ。
また、就活生からは、「多くの内定をもらっている人と内定ゼロの人との二極化がある」との声を聞くが、採用担当者は内定の獲得状況をどうみているのだろう――。
この点についても、内定の多い人の方が優秀だからと、思い込んではいけない。調査では、「他社の内定を保留中の学生が有利」とするのは6.2%、「他社の内定なしが有利」は24.6%と、他社の内定を得ていない学生が有利に扱われる傾向が見受けられたという。
「キラキラネーム」あまり差はなく
一方で、思い込みほどに差がないこともある。
一見して読めないような、いわゆる「キラキラネーム」は、不利と考えるかもしれない。しかし、採用関係者が「古風な名前が有利」と答えたのは、14.5%で、これは82.2%が「まったく差はない」としているのだ。もっとも、「有利」との答えはわずか3.3%だった。
男女雇用機会均等法が施行されて久しいが、「採用時に男女のいずれかを優先的に採用しているのではないか」と不安に感じることがあるかもしれない。調査では、「両者にまったく差はない」と答えた採用担当者は52.7%だった。ただ、「男性が有利」との答えも37.0%いた。「女性が有利」は10.3%だった。
就活生がよく悩んでいる、手書きの履歴書とパソコンで作成した履歴書のどちらが有利なのか、を聞いたところ、68.3%が「両者にまったく差はない」と答えた。一方、「手書き」と答えたのが、28.7%あった。「パソコン」は3.0%。多いとは言えないものの、手書きの履歴書を有利に扱う会社はあるらしい。
男女差や履歴書については、会社の特性なども関係がありそうだ。
早期離職はまじアウト。
1ヶ月かそこらで辞めた馬鹿が受けに来たらしく、呆れられてた。
まぁ自分も辞めたいですけどねww


tag : 就活
珍事件続出! 思わず笑った就活中のびっくりエピソード
■只今恋人募集中!
「グループ面接で隣だった学生が、趣味の話から飛躍して突然『恋人募集中です!』と言いだした。面接官が引いているのがわかった」(23歳/女性/電機内定)
趣味の話からだいぶ飛躍してしまいましたね。選考のプラスになったかどうかは定かではありませんが、面接官の印象に強く残ったことはまちがいありません。
■置いてきぼりのジャケット
「コートを脱いだらジャケットを着ていなかった」(21歳/女性/不動産内定)
寒い季節にありがちなうっかりミス! スカートはちゃんと履いていたようで安心しました。ちなみに私は左右で違う靴を履いて外出してしまったことがあります。気をつけましょう。
■気がつけば懐かしい顔ばかり
「グループ面接で高校の同級生と一緒に。さらに同じ会社の次のステップではその同級生に加えてもう1人同級生と一緒だった」(22歳/女性/運輸・倉庫内定)
まさかのプチ同窓会。疎遠になっていた旧友と就活中に偶然再会したという話はたまに聞きますが、複数人数が集合するというのはかなり珍しいと思います。
■最寄り駅は、船着場!?
「実家の最寄り駅を書く書類を渡されたとき、『船に乗ってから電車の駅があるのですが』と言ったら『船!?』と驚かれた」(22歳/女性/印刷・紙パルプ内定)
離島にご実家があるのでしょうか。確かに普段聞きなれていないと一瞬驚いてしまいますね!
■見知らぬ人に褒められる
「面接帰りに電車に乗っていた時のこと。内容を振り返りながら改善点などをメモしていたら、隣の席のビジネスマンに声をかけられ、『いい習慣だ』と褒められた。その後30分くらい、その人の会社や仕事の話を聞かせてもらった」(22歳/女性/商社・卸内定)
一生懸命な姿を見ているうちに、ついアドバイスをしてあげたくなってしまったのでしょう。ちなみに後日面接に行ったら、その人が実は社長だった......なんてオチはなかったですよね!?
■面接そっちのけでケンカ勃発
「役員面接のとき、役員同士がケンカ(口論)し始めた」(24歳/女性/金属・鉄鋼・化学内定)
こうなると、もはや面接どころではありません。大人の世界だって人間関係というのは複雑なもの。はからずもその裏側を垣間見ることになったという珍事件でした。
移動中から面接中まで、あらゆるところに面白ハプニングは潜んでいるようす。就活中にこんな珍事件に遭遇した経験、みなさんにもありますか?
何もなかった。
1個しか受けてない、そしてそのクソ怠けてたツケが…。

