「育ったら終了」子役の厳しさ
「亜季の全盛期といえるのは、1996年に出演した『天才てれびくん』(NHK教育)から数年ほどでしょうか。当時は安達祐実や野村佑香など、『チャイドル』と呼ばれた世代がシノギを削っていました。愛との“姉妹売り”も盛んでしたが、2000年代に入った頃からは、それぞれピン女優としての活動が増えました。現在も亜季は、NHK朝ドラ『ごちそうさん』に出演中で、大役でこそないものの途切れなく女優業を行っています」(芸能ライター)
しかしグラビアからバラエティ番組、CDリリースまで行っていた全盛期とは違い、近年ではこれといって話題に挙がる機会に恵まれていない。
「ネット上には、『なんでこういう普通の顔になっちゃうのかなあ』『顔が伸びた』『15歳くらいの時は本当に奇跡的な可愛さだったのに』と、当時を惜しむ声であふれ返っています。亜季は、先に名前が売れた愛以上にルックスのよさで注目されていたため、姉と比較して外見の変化にショックを受ける人も多いのかも」(同)
ここ数年、前田姉妹のニュースといえば、愛が09年に“嫁入り”したことだろう。
「愛は中村勘九郎(当時中村勘太郎)と結婚し梨園の妻へ。すでに二児の母となっています。なんとなく姉妹間で差がついてしまったイメージですね。しかし、『子役は育ってしまえばオシマイ』と言われる芸能界で、露出が途切れない前田姉妹は頑張っている方です。今や2人が姉妹だと知らない世代も存在するほどですし、女優として朝ドラに出ている亜季は、当時のチャイドル勢の中では勝ち組だと思います」(芸能プロ関係者)
どうしても子ども時代のルックスと比べられてしまう運命の元子役。亜季には、あらためて女優としての再ブレイクに期待したい。
生き残るのは大変だよな・・・。


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