呉昇桓がカージナルスと1年契約を結ぶ
プロ野球の阪神タイガース(Hanshin Tigers)からカージナルスへ移籍することが決まった33歳の右腕について、契約の詳細は明らかにされていないが、地元紙セントルイス・ポスト・ディスパッチ(St Louis Post-Dispatch)は、年俸総額500万ドル(約5億9000万円)で、2017年の契約オプションを球団側が保持していると報じている。
カージナルスのジョン・モゼリアック(John Mozeliak)GMは声明で、「ブルペンに呉昇桓を迎えることは、多くの理由で重要な意味がある」とコメントした。
「まず何よりも、呉は大きな国際試合に出場して実力を証明しており、その才能と経験はわれわれのブルペンを大きく強化してくれるはず。また、アジア球史で最も優れた救援投手の一人を加えて、アジア市場に進出することについて、われわれは興奮している」
クローザーのトレバー・ローゼンタール(Trevor Rosenthal)を筆頭に、ジョナサン・ブロクストン(Jonathan Broxton)、ジョーダン・ウォルデン(Jordan Walden)、セス・マネス(Seth Maness)、そしてケビン・シーグリスト(Kevin Siegrist)を擁するカージナルスのブルペン陣にとって新たな戦力となる呉は、韓国と日本でプレーして通算357セーブを記録している。
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阪神 呉昇桓と残留交渉を継続 韓国メディアは賭博関与の可能性報道
韓国プロ野球セーブ王の呉昇桓 阪神に入団へ
阪神と呉昇桓の契約期間は2年で、契約金は2億円、年俸は3億円。呉昇桓に支払われる金額は8億円のほか、年間インセンティブ5000万円を含め最大9億円となる。
阪神は呉昇桓獲得のためにサムスンに支払う移籍料5000万円を含むと、最大総額9億5000万円を投資することになる。
9億円という金額は日本に移籍した韓国人選手としては、2004年に千葉ロッテに入団した李承ヨプ(イ・スンヨプ)内野手(2年、5億円)、2009年に同じくロッテに入団した金泰均(キム・テギュン)内野手(3年、7億円)、2011年にオリックス・バファローズに入団した李大浩(イ・デホ)内野手(2年、7億円)を超える最高待遇だ。
2005年にプロ野球入りした呉昇桓は9年間サムスンに所属し、通算444試合で277セーブ(28勝13敗11ホールド)を上げ、防御率1.69を記録した自他共に認める抑えの守護神だ。
米国と日本から合わせて12球団が関心を見せていたなか、呉昇桓は抑えの投手として活躍できるチームを移籍先の優先条件とした。こうした中で阪神はチームの戦力補強の最優先選手として呉昇桓を早くから指名し、支援を惜しまないことを約束していた。
阪神の中村勝広ゼネラルマネジャー(GM)は、シーズン中に呉昇桓が完璧に抑える姿を2回見たが、マウンドに上がると何か違う雰囲気があると述べ、呉昇桓に対する信頼を示した。


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