あまりにむごい実話!『先生を流産させる会』初日は満員札止めの大盛況
非常に衝撃的なタイトルで物議を醸している本作。先日のトークショーでは、内藤監督が制作意図について胸の内を明かしたが、この日は生徒たちの対象となる女性教師を演じた宮田と、加害者となる生徒役を演じた少女たちも出席。
妊娠した教師役を演じた宮田は「怖いタイトルの映画ですが、撮影の合間は生徒(役の子ども)たちと楽しく過ごせました」と当時を振り返る。また非常に難しいテーマの作品だが「この役をやることに何の迷いもなかった。出演できて良かった。特に女性の方や、中学生ぐらいの子どものいる方に観て欲しい。そして反抗期だった中学生時代の自分に観せてやりたい」と作品の出来に自信をのぞかせる。
出演した生徒役の女の子たちも、口をそろえて「現場は楽しかった」と撮影が行われた2年前の夏を懐かしむように思い出話に花を咲かせる。そんな子どもたちを見ながらほほ笑む内藤監督だったが「事件の詳細というより“先生を流産させる会”という言葉に衝撃を受けました。否定されたくないものを否定されたような感覚って何なんだろうというところから映画作りを始めました。僕なりの見解をこの作品では出したつもりですが、それが絶対的な真理というつもりではありません。なぜこの言葉に我々は強い拒絶を感じるのか、ということを考える機会になってくれたら……」と強い視線で満員の観客に問いかけていた。
本作は、愛知県の中学校で実際に起きた女性教諭を流産させようとする生徒たちが起こした事件をベースに“いのち”をめぐる葛藤と向き合った人間ドラマ。(磯部正和)
映画『先生を流産させる会』は渋谷ユーロスペースにてレイトショー公開中
うわぁ・・・。


映画「先生を流産させる会」の公開に批判の声が殺到
記事によると「先生を流産させる会」は、2009年に愛知・半田市の公立中学1年生11人の生徒たちが実際に作ったグループで、部活のことで注意され、不満を募らせた生徒たちは、妊娠している担任教師の給食のミートソースにミョウバンなどを混入していたという。発覚後は生徒たちが直接謝罪し、担任教師にも異常がなかったことで事なきを得たが、事件当時は、厳しいな処罰を求める声が飛び交い大きな話題となった。映画化では、男子生徒から女子生徒に変わり、物語はあくまで架空の話として進行するようだ。
これに対してネット掲示板では「日本の恥だわ。なんちゅうタイトルの映画作るんだ!!」「実際にあった事件を利用してゲデモノ映画撮りたいだけでは」と映画制作側を批判する意見が殺到したが、なかでも「実際の話というなら女子にしないで忠実に再現しろよ」「同じ思春期でも男子と女子じゃ生理現象も内面の葛藤もやはり違う」など、設定を男子生徒から女子生徒に変えたことに対する批判も多く寄せられた。
当たり前だろ、何考えてるんだと思うわ。
コンクリ詰めにしても、市橋の映画にしても最低にもほどがあるだろう。

