『家政婦のミタ』40%でも4冠王届かず!? 日本テレビが青ざめる″ジブリの誤算″
16日、「金曜ロードショー」でジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』が「地上波初登場」という冠付きで放送されたが、この結果に局内が騒然としているというのだ。
「当然、関係者は期待に期待をするわけです。ジブリ作品の視聴率の最初の放送は、20%超えを宿命付けられている。その前の週に放送された『天空の城ラピュタ』は、13回目のオンエアにもかかわらず15.9%を弾き出した。ところが......」と局関係者は憂うつな表情をさらに曇らせる。
「『アリエッティ』は16.5%でした。普通に考えれば及第点なんでしょうけど、ハッキリ言って、ジブリ作品としては落第点です。関係者は衝撃を受けていたようで、コメントは出しません、という感じでした」(テレビ誌ライター)
『崖の上のポニョ』の初放送は29.8%だった。そのため『アリエッティ』も大いに期待されていたが、「相当、いや、かなりがっかり」と局映画担当者も本音を打ち明ける。
日テレは現在、視聴率でここしばらく後塵を拝しているフジテレビと、久しぶりの年間4冠王の座を競っている。
「FIFAクラブワールドカップ、そしてジブリ作品で年末の勢いをさらに上げようという戦略を描いていたようですが、ちょっと水をさされた感じですね」(前出テレビ誌ライター)
実は『アリエッティ』はジブリ作品といえども、同社の大看板の宮崎駿監督ではない。同じく宮崎駿作品ではない『ゲド戦記』も、初回放送時は16.4%と低調。要は、宮崎駿作品以外に過剰な期待をする日テレは懲りていないのだ。4冠王も心配だが、それ以上に、ジブリ作品のブランド力にいまだすがり続ける日テレの姿勢が心配だ。
実際昔の作品なら安定して取れるからなぁ。


tag : 借りぐらしのアリエッティ家政婦のミタ
ジブリ根強い人気 「借りぐらしのアリエッティ」 地上波初登場で16・5%
同作はメアリー・ノートンの児童文学「床下の小人たち」が原作で、郊外にある古い屋敷の床下で暮らす少女・アリエッティは人間の生活品を借りながら、両親と密かに暮らしていたが、屋敷に引っ越してきた少年・翔に姿を見られてしまい、外の世界で暮らすことになる物語。
監督は米林宏昌で、企画・脚本に宮崎駿。声優には、主人公のアリエッティを演じた志田未来(18)のほか、神木隆之介(18)、大竹しのぶ(54)、藤原竜也(29)ら。2010年の映画興行ランキングで1位の92億5000万円を記録している。
日本テレビの金曜ロードショーでの放映は年末と恒例となっているスタジオジブリ作品。9日に放送された「天空の城ラピュタ」も13回目のオンエアでも15・9%を記録するなど、今年もやはり強さを発揮した。
えー、むしろこんなもん?って感じだけど。


tag : 借りぐらしのアリエッティ日本テレビ視聴率ジブリ