ダウンロード販売開始2カ月余り 任天堂の起死回生にはつながらず?
任天堂は「ダウンロード販売は順調に伸びている」と強調するが、小売店は困惑を隠せず、任天堂の業績回復の起死回生策になるかは不透明なままだ。任天堂がダウンロード販売を始めた背景にあるのが商品の「在庫リスク」だ。パッケージ販売は、小売店が在庫消化のために販売価格を下げることが多く、同社の収益悪化の原因になったきた。インターネット上で価格比較が可能になったことも価格下落に拍車をかけた。
今年6月の株主総会では岩田聡社長が「在庫リスクが以前にも増して難しい問題になっている」と発言。ダウンロード販売の参入は「当然の流れ」(関係者)だった。現在は「New スーパーマリオブラザーズ 2」など携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」対応の4ソフトでダウンロード販売を実施。3DS用の新ソフトは今後、原則的にダウンロード販売を行う方針だ。
ただ、任天堂はダウンロード販売で小売店の売り上げが減ることに配慮し、ダウンロード時に必要となるカードを小売店で販売している。しかし、ダウンロードには特別な認証・決済システムが必要で、システムに対応できない小売店は参入できない。このため任天堂は同じソフトのパッケージ販売も継続している。任天堂はダウンロード販売の具体的な数字を公表していない。関係者は「好調に伸びている」と説明するが、小売店からは「ダウンロード販売はそこまで浸透していない」との声があがる。
「家庭用ゲームソフトなので、パッケージで買わないと実感がわかない消費者が多い」(証券アナリスト)との指摘もあり、利用者間で評価が分かれている。大阪市内の男性は「一見、便利に見えるが安全性を含め落とし穴は多い」と手厳しい。ダウンロード販売初日の7月28日朝には一部の購入者が一時、ダウンロードできない事態が発生したこともダメージだ。
ダウンロード販売の今後の伸びが未知数ななか、小売店からは「販売戦略が作れない」「不便で、販売に影響をきたす」などの困惑の声も聞かれる。ゲーム業界に詳しい専門家は「在庫リスクを考えると、小売店もダウンロードに重点をおかざるえなくなる」と指摘するが、どちらが「主流」になるかはしばらく決着がつかないようだ。
あんまりイメージが沸かない?


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任天堂のゲームシリーズランキングTOP10
Q.任天堂のゲームシリーズランキングTOP10
1位 『スーパーマリオ』シリーズ 36.8%
2位 『ゼルダの伝説』シリーズ 13.3%
3位 『ポケットモンスター』シリーズ 11.8%
4位 『星のカービィ』シリーズ 10.4%
5位 『ドンキーコング』シリーズ 9.8%
6位 『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ 9.2%
7位 『MOTHER』シリーズ 5.8%
8位 『ファイアーエムブレム』シリーズ 4.2%
9位 『メトロイド』シリーズ 3.7%
10位 『F-ZERO』シリーズ 3.2%
1位の座を射止めたのはやはり『スーパーマリオ』シリーズだった。「ゲームと言えば『マリオ』」(50歳以上/マスコミ・広告)、「これぞアクションの王道!」(29歳/情報・IT/技術職)といったコメントが多く寄せられ、男性編・女性編共に圧倒的票数を獲得している。また「ワールド1が頭の中にある」(24歳/人材派遣・人材紹介/技術職)、「マリオカートで1秒でも早くゴールする方法を研究していた」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)といった、一度プレイすると記憶にしっかりと刻まれるシンプルな操作性とゲームシステムに魅了された人も多い。マリオとルイージでジャンプ力や滑りやすさなど性能が変化し、向かい風ステージの難しさに驚愕したプレイヤーも多いであろうディスクシステムの『スーパーマリオブラザーズ2』の難易度の高さを挙げたコメントも非常に多かった。
2位に輝いたのは、世界中で支持されている『ゼルダの伝説』シリーズ。「『ゼルダ』は何度プレイしても面白い!」(28歳/商社・卸/事務系専門職)、「ファミコン時代からのファン」(36歳/電力・ガス・石油/営業職)と根強いファンを持ち、また「毎回、謎解きが楽しい」(男性/30歳/機械・精密機器/技術職)、「3Dになってからは謎解きの幅が広がりさらに面白くなった」(28歳/自動車関連/技術職)などシリーズを重ね、プラットフォームがいくら変化しても"ゼルダ流謎解き"は変わらず支持を集めている。初代『ゼルダの伝説』から、耳の大きなモンスター「ポルスボイス」を2コンのマイクに向かって息を吹きかけて倒すなど工夫を凝らしていたゲーム性は、最新作にもしっかりと受け継がれているようだ。
そして3位となった『ポケットモンスター』は、子供を中心に人気を博したシリーズだが、「モンスターを育てる楽しさがある」(25歳/小売店/販売職・サービス系)、「ポケモンの進化が楽しい」(27歳/その他)というように、ポケモン独自の育成&対戦に魅入られた大人ファンも多く、中毒性が高い。4位にランクインした『星のカービィ』シリーズには、「やり始めてからその奥深さに魅了され、大ハマリした」(28歳/自動車関連/技術職)、5位の『ドンキーコング』シリーズには、「スーファミ版のグラフィックやBGMが秀逸」(26歳/小売店/販売職・サービス系)といった、コメントが寄せられていた。
今回の結果を見てみると、6位以降も『大乱闘スマッシュブラザーズ』『F-ZERO』『メトロイド』といったシリーズが続き、女性と比べると男性はやはりアクションやレースゲームを好む傾向にあるようだ。もちろん名作RPG『MOTHER』も忘れてはならない。一方『マリオ』シリーズは、男性編・女性編共にダントツの1位を獲得し、言うまでもなく格の違いを見せつけてくれる結果となった。12月には「Wii U」も登場し、新たな『New スーパーマリオ ブラザーズU』も発売される。今後も『スーパーマリオ』はもちろん、任天堂ゲームの躍進に期待したい。
寝ても覚めてもポケモン(キリッ
>ポケモン独自の育成&対戦に魅入られた大人ファンも多く、中毒性が高い
ノシ
3値に手を出したらマジでやばい。


Wii Uの発売日は12月8日 ベーシックセットは2万6250円、プレミアムセットは3万1500円に決定!
任天堂は9月13日、インターネット生放送にて「Wii U発売に関するプレゼンテーション」を実施し、その中で任天堂代表取締役社長 岩田聡氏が、Wii U本体の価格・発売日を発表した。
Wii Uは、6.2インチタッチパネルディスプレイを搭載したタブレット型の新コントローラ「Wii U GamePad(ゲームパッド)」を採用した新しいゲーム機。アナログスティックなど標準的な入力ボタンを有し、加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサーの利用によるモーションコントロールを提供。振動機能、内側カメラ、マイク、センサーバー、NFC機能も実装されており、Wiiリモコン(もしくはWiiリモコンプラス)とWii U PROコントローラーを合計最大4台まで同時接続することが可能。ヌンチャクやバランスWiiボードなどのあらゆるWii用コントローラーにも対応した。もちろん、Wii用ソフトも互換する。
本体は1080p/1080i/720p/480p/480iの出力に対応し、HDMI端子を備える。メインメモリーは2GB。内蔵フラッシュメモリに加え、SDメモリーカードや外付けUSBストレージを利用することが可能だ。Wii UではSNS的機能として「Miiverse」を利用することができる。なお定格消費電力は75ワットと省エネ設計を実現している。
Wiiが「We」(わたしたち)のゲーム機であるならば、Wii Uは「You」(あなた)のためのゲーム機になるだろうとのコンセプトのもと名付けられた。任天堂のその想いはどれだけの「あなた」に届くのだろうか。発売日を期待して待ちたい。
なお、午後11時より「Nintendo Direct Wii U Preview」を放送する。こちらではWii Uのソフトウェア情報に特化した内容になる予定。
バトレボ2出たら買う。


任天堂・岩田社長、WiiUについて「短期間で値下げするような状況を作らない準備をしている」
先週のE3アナリストQ&Aセッションにて、記者からWii Uの価格設定について質問された岩田社長は、「Wii Uの発売を考えるうえで、「そのようなこと(※3DSの失速と短期間での値下げ)が起こらないようにするにはどうすればいいか」ということを重視しています」と回答しました。
岩田社長は、昨年の3DSの失速について「ハードを買ってまで遊びたいと思っていただけるソフトを早期にいくつ供給できたかということに起因している」と、自身の考えを明らかにしました。
3DSは発売当初、最初に提案した価格に見合う価値をユーザーに認めてもらえず販売がスローダウンしたため、値下げによって再び普及の軌道にのせる必要があった、と当時を振り返りました。
そして、Wii Uで3DSのようなことが起きないためにやらなければいけない事として「ニンテンドー3DSのように、発売から非常に短い期間で値下げをしなければならないような状態を決して作らないための準備」と「お客様にWii Uで実現可能となることに対して、価格がリーズナブルに感じていただけるようにして、その結果「これはすぐに値下がりするんじゃないか」というような受け止め方をされないようにする」こと」を挙げました。
岩田社長は3DSを値下げした当時、値下げの副作用として業績への影響と共に、Wii Uでも同様に値下げするのではという懸念を持たせてしまったとコメントしています。
そういった意味では、Wii Uの発売は、過去のプラットフォームよりも特に舵取りが難しい状況になっていると言えそうです。
バトレボ2よろしく。


任天堂が新型Wiiにソーシャル機能、ユーザー間の交流可能に
任天堂が日本時間4日朝、岩田聡社長のビデオメッセージをインターネット放送で公開した。Wii Uは、米ロサンゼルスで開幕する世界最大のゲーム見本市「E3」に先駆けて5日午前9時(日本時間6日午前1時)に完成版を正式に公開する。その発表を前に、ビデオメッセージを通じてWii Uの一部機能を明らかにすることで、ユーザーの関心を高めるねらいとみられる。
ミーバースは、Wii Uをインターネットで結んで、任天堂のゲーム機のキャラクター「Mii(ミー)」を交流させる機能。プレーヤー同士でゲームの感想を共有したり、ゲーム攻略の情報を交換したりできる。Wii Uのほか携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」、将来の任天堂のハード機にも搭載する。ウェブブラウザーでの軌道で、パソコンやスマートフォンでの利用もできるようにする。
<ゲームを共感の場に>
同放送で岩田社長は「ゲームを共感の場にする」とした上で、ミーバース機能を通じて「たとえ部屋に1人しかいなくても、同じゲームを楽しむ世界中の見知らぬプレーヤーと遊ぶことができる」と述べた。
任天堂は同社のネットワークを「ニンテンドーネットワーク」と総称して強化を図っている。このため、今年8月以降に発売するすべての自社ソフトのダウンロード販売を始める。携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」から始めるが、Wii Uでもダウンロード販売を広げることで、オンライン事業を拡大する。
SNS機能のミーバースの開始もネットワーク強化の一環で、同日朝のインターネット放送では、Wii Uのタブレット型コントローラーを利用したテレビ電話やビデオチャット機能のイメージ映像が流され、任天堂として、ネットワークによるコミュニケーション機能を強化する方針が鮮明に打ち出された。
<タブレット型コントローラーは「ゲームパッド」に>
また岩田社長は同日のビデオメッセージで、Wii Uに付属する6.2型タッチパネル液晶を搭載したタブレット型コントローラーを「Wii Uゲームパッド」という名称にしたことを明らかにした。Wii U本体は、昨年6月のE3で公表した形状から部分的に変更を加えた。
まず、パッドの両サイドに搭載するスライドパッドを、よりゲームに没頭しやすくするための織り込みができるアナログスティックにした。また、非接触ICの国際規格「NFC」を搭載し、決済機能などに応用できるようにした。さらに、ゲームパッドにテレビの赤外線リモコンを付けて、ユーザーがWiiUに触る時間を増やす工夫を施した。
Wii Uは、従来のWiiリモコンやヌンチャク、バランスボードも周辺機器として使える。また、同日のビデオメッセージで岩田社長は、Wii Uのタブレット型のゲームパッドのほか、ゲームのコアユーザーの需要を意識したとみられる従来型のボタン操作による「Wii U PROコントローラ」も発表した。
Wii Uは今年の年末商戦に日米欧豪で発売の予定。5日(日本時間6日)から始まるE3では完成版を展示するが、価格と実際の発売日はE3期間中の発表は見送る。
<ライトユーザーに「わかりにくさ」も>
ビデオメッセージは、同日の株式市場の取引前に配信されたが、同日の株価の反応は鈍く、前日比横ばいで取引を終了した。任天堂は「ゲーム人口拡大」のもとで、女性や高齢者を含む「ライトユーザー」を取り込んできた歴史があるが、ネットワーク分野の強化やタブレット型コントローラーの採用は「ユーザーにとってわかりにくいので、任天堂はきちんと説明する必要が出てくるだろう」(アナリスト)との見方も出ていた。
任天堂が強化するネットワーク分野については、ソニー<6758T>も注力する分野で、ゲーム分野だけでなく映画や音楽も含めた「ソニーエンタテインメントネットワーク(SEN)」を立ち上げて充実を図っている。岩井コスモ証券本店法人営業部副部長の中島肇氏は「任天堂はオンラインの分野で遅れをとっているので、この分野に入ることはいいことだ。ただ問題は、そこでどのように利益を上げるかだ」と指摘していた。
そういうのはやらんからどっちでもええわ。

