グリー、ゲーム内禁止行為の監視強化 業者・個人に「厳格に対処」
独自の検知システムを活用し、ゲーム内での不正検知・トラッキング機能を強化。アイテムの取得や交換などにおける禁止行為を特定し、そのユーザーに対する警告、行為の排除を迅速に行うという。
また業界各社・団体と連携して調査を行い、GREE外から禁止行為を助長する事業者や個人へ厳格に対処するという。
GREE内に専用窓口を設置して被害などの通報を受け付けるほか、ユーザーに禁止行為について注意を呼びかける特設ページを設置する。
この問題では、GREEで配信している「探検ドリランド」でカードを増殖できるバグが見つかり、同社は重複アイテムを回収する措置をとった。カードを実際の金で売買するRMTを同社は規約で禁止しているが、実際にはオークションやRMT業者などを通じてカードの売買が行われているのが現状だ。


『探検ドリランド』不正にカード複製ができるバグ、数百万円を稼いだユーザーも?
週末に発覚した自体に対してグリーは早速対応を発表。カードを交換するトレード機能を一時停止。以下の声明を発表しました。
現在、不正利用が発生している可能性があるため、トレード機能を一時停止させて頂いております。現在、詳細調査中です。こちらの不具合において不正に獲得されたカードについては、強化、売却等カードの移動が伴う作業を自粛いただければと存じます。もし何らかの行動を行った場合は、他のお客様との公平性を保つための対応を行わせていただく可能性がございます。
ソーシャルゲームのアイテムは以前からヤフーオークション等で売買されるケースも多く、例えば『探検ドリランド』のレアカード「冬姫メイチェリ」は30件程度の出品があり、相場は3万円前後となっています。レアカードながら同じユーザーが複数出品している例も見受けられます。不正な複製方法は以前から一部で出回っていたという情報もあり、過去には月に数百万円を荒稼ぎしたユーザーも存在するようです。
オンラインゲームではこうした不正によってゲームが損なわれ、ユーザー離れを招いたケースが数多くあります。まずはトレード機能の一時停止に踏み切ったグリーですが、どのような対処を取るのか注目されます。
数百万どころか3000万以上とかマジ?
すげーな。
ところでドリランドのCMの「ほいキング倒したー」が「コイキング倒したー」に聞こえてしゃーない。

