「ステマ」と「感想」の判別困難…規制効果は?
事件を通じて、芸能人らが企業の宣伝であることを隠して商品を紹介する「ステルスマーケティング(ステマ)」の存在も初めて明らかになり、関与したタレントらが謝罪するなど社会問題化した。
約1万3000人の芸能人ブログを運営するサイバーエージェント(東京)はステマ対策として、広告であることを示すマークをブログ上に表示させ、違反を繰り返した芸能人にはブログの利用を停止させることを決めた。ステマをした企業がブログから自社のホームページに誘導するのも、できなくさせるという。
ただ、サイバー社も、個人的な商品の感想の書き込みとステマを見分けるのは困難だと認めており、規制の効果は未知数だ。
ネット問題に詳しい神戸大学の森井昌克教授(情報通信工学)は「規制強化はステマ自粛につながり、一定の効果はあるが、全部はなくならないだろう。今後も芸能人が商品を紹介する場合は、ステマの可能性を疑うべきだ」と指摘する。
全部疑ってるから問題ない。


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もっとも信頼が高いクチコミは「実体験」 話題のステマ、消費者は簡単に踊らない
飲食店の人気ランキングサイト「食べログ」で、やらせ投稿が発覚し大きな問題になった。問題となっているのは、店の評判を上げるために毎月5件ずつの高評価をつけ、運営者に分からないよう、店舗を人気店であるかのように見せるという行為で、ステルスマーケティングともいわれる。やらせ投稿を行なっていた業者は、見返りとして月額10万円を店舗から受け取っていた。こうした業者は複数確認されており、「食べログ」を運営するカカクコムは、法的措置を取ることを検討しているという。
この問題がこれほどクローズアップされているのは、ユーザーの書き込みやクチコミが、消費行動に影響を及ぼすとみられているためだ。
それを裏付ける調査結果がある。旅行予約サイト エクスペディア ジャパンが、2011年12月、20~50歳の男女400名を対象に実施した調査によると、「クチコミをよく見る・たまに見る」人のうち、クチコミをきっかけに何かを決断したことがあると回答したのは、女性で93%、男性で77%と高い結果が出た。
ただし、クチコミを信用すると答えた人に対し、どんなクチコミを信用するのか複数回答で尋ねたところ、「実体験の書き込みが多い(67%)」「利用者が多い(65%)」「書き込み数が多い(58%)」といった回答をしており、ユーザーは情報の信憑性を含めて、判断材料にしようとしている様子がうかがえる。
ネット上には多くの情報が氾濫している。ユーザー側も店側もこうした背景を十分認識した上で利用するのがよさそうだ。
>消費者は簡単に踊らない
いやいやいやいやwww
流されまくる情弱ばっかじゃん。

