投手最高の栄誉「サイ・ヤング賞」が発表 カーショーが2年連続、激戦ア・リーグはクリューバーが受賞
全米野球記者協会(BBWAA)所属の30名による投票で、その年1番活躍した投手を決定するのがこの賞。5位まで順位をつけて投票するもので、1位に7点、2位に4点、3位に3点、4位に2点、5位に1点という配点で分け、合計得点が最も高かった投手に贈られる。
ナ・リーグは、最強左腕・カーショーが2年連続3度目の受賞。今年は背筋を痛めて4月を棒に振るも、復帰後は圧倒的な投球を披露し、6月にはノーヒットノーランも達成。21勝3敗、防御率1.77という驚異的な数字を残してナ・リーグの投手二冠に輝いた。奪三振も239でリーグ3位、WHIPは0.88でリーグトップと文句のつけようのない数字。BBWAAの記者30名全員が1位の欄にカーショーの名前を書いて、210ポイントで満点受賞となった。
一方で、激戦となったア・リーグのサイヤング賞争いを制したのは、4年目の今シーズン一気に大ブレイクを果たした28歳右腕・クリューバー。カーブを武器に18勝をマークし、M.シャーザー(タイガース)やウィーバー(エンゼルス)と並んで最多勝を獲得。防御率2.44はリーグ3位で、奪三振269はリーグ2位と一躍リーグを代表する投手へと登りつめた。
BBWAAの記者30名中17名に1位で投票を受け、2位で11票、3位で2票の合計169ポイント。ヘリックス・フェルナンデス(マリナーズ)が、1位こそ13票も、2位で17票を集めてクリューバーに迫ったが、最終的には159ポイント止まり。10ポイント差でクリューバーが受賞した。


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誇らしげなカーショー 2度目のサイ・ヤング賞
次の目標を聞かれると「勝つこと。それしかない」ときっぱりと言う。ことしはチームがリーグ優勝決定シリーズで敗退しただけに「個人成績はもういい。(ワールドシリーズの)優勝リングが欲しい」と熱っぽく話した。


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ナ・リーグのサイ・ヤング賞にカーショー
左腕のカーショーは33試合に先発し、いずれもナ・リーグトップの21勝(5敗)、防御率2.28、248奪三振の好成績。全米野球記者協会による5人連記の投票で、32人中27人が1位(7点)に選び、合計207点を獲得した。23歳での受賞は、1985年に20歳で選出されたドワイト・グッデン(メッツ)以来の若さとなった。ドジャースでは2003年に救援投手のエリク・ガニエが受賞して以来で、先発投手は88年のオーレル・ハーシュハイザー以来。
次点は昨年にサイ・ヤング賞を受賞し、今季19勝6敗だったフィリーズのロイ・ハラデー投手で133点。日本人選手への投票はなかった。


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tag : MLBクレイトン・カーショーサイ・ヤング賞
バーランダーが満票で受賞 大リーグのサイ・ヤング賞
28歳のバーランダーはリーグ最多の251回を投げ、勝利数、防御率2・40、250三振がすべて1位の3冠に輝いた。7月下旬から12連勝するなどチームの24年ぶりの地区優勝に大きく貢献。最優秀選手(MVP)の有力候補にも挙げられている。
選考は全米野球記者協会会員による投票(満票28)で、2位は開幕から6連勝して18勝(8敗)のウィーバー投手(エンゼルス)、3位は16勝(12敗)のシールズ投手(レイズ)だった。
日本選手の得票はなかった。


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